キャンプシーズン到来!

Tips

夏のキャンプが終わると、「今年のキャンプシーズンもそろそろ終わりかな……」なんて思っていませんか?

いやいや、ここからが本番です。

暑さに耐えながらテントを設営する必要もない。
蚊と戦いながら夕食を食べる必要もない。
夜になってもテントの中がサウナ状態……なんてこともない。
そして何より、
焚き火が気持ちいい。

紅葉した森の中で焚き火を眺めながら、温かいコーヒーを飲む。
そう、秋の到来です!

ただし秋キャンプには、秋ならではの注意点もあります。
特に怖いのが、
「昼間暖かかったから大丈夫だろう」問題。

夕方になると、
「ん?」
夜になると、
「寒くない?」
深夜になると、
「秋ってこんなに寒かったっけ!?」

今回は、そんなことにならないために、秋キャンプの魅力から楽しみ方、服装、防寒、寝床、天気、焚き火の注意点までまとめて紹介します。

秋こそキャンプのベストシーズン

個人的には、秋はキャンプにかなり向いている季節だと思います。
真夏のキャンプでは、テントを設営しただけで汗だく。
高原でもない限り風は暖かく、次の準備にかかるために気合を入れる必要がありますね。

しかし秋なら日中でも爽やかな風が心地よく、設営もかなり楽になります。
さらに夏に比べると虫も少なくなり、夜は焚き火も気持ちいい。
紅葉まで楽しめます。

つまり、
キャンプのおいしいところを全部乗せしたような季節。

ただし、秋には大きな特徴があります。
それが、昼と夜の寒暖差。

日中の快適さだけで装備を決めてしまうと、夜になって後悔することがあります。

秋キャンプを楽しむポイントは、
「昼ではなく夜を基準に準備する」ということです

秋キャンプの魅力

①とにかく過ごしやすい

秋キャンプ最大の魅力は、なんといっても気候の良さ。
暑すぎず、寒すぎず、テントを設営しても汗だくになりにくく、昼間は外でのんびり過ごせます。

夏キャンプでは、
「日陰はどこだ!」
「扇風機!」
「冷たい飲み物!」
となっていたのが、秋になると、
「ここに椅子置こうか」
くらいの余裕が生まれます。
この余裕こそ秋キャンプの魅力です。

②虫が少なくなる

夏キャンプ最大の敵。
雨?
暑さ?
それもありますが、もっと身近に迫る敵…虫です。

蚊・ブヨ・アブ・ハチ・ヌカカ…。
夏のキャンプ場は基本虫の縄張り。
そこに人間がお邪魔しているので避けられません。
しかし秋になって気温が下がってくると、こうした虫達の活動も次第に少なくなります。

食事中に、
「かゆい!」
「また刺された!」
と騒ぐ回数が減るだけでもかなり快適です。

ただし、秋だから虫が完全にいなくなるわけではありません。
暖かい日や地域によっては蚊などが活動していることもあります。
秋=虫除け不要ではないので、最低限の虫対策は残しておきましょう。

③焚き火が最高に気持ちいい

夏の焚き火は暑い。
というか、焚き火もしたくなくなります。
それに比べて秋の焚き火は最高!

同じ焚き火なのに、季節が変わるだけで評価が180度変わります。
少し冷たい空気の中、焚き火の前に座る。
パチパチと薪が燃える音。
暖かい炎。
これだけで十分です。

むしろ秋キャンプでは、
焚き火をするためにキャンプへ行く。
そんな楽しみ方があってもいいと思います。

④紅葉キャンプという贅沢

秋ならではの楽しみが紅葉です。
赤や黄色に染まった木々。
その中にテントを張る。
朝起きてテントを開けたら目の前が紅葉。
これはそんじょそこらのホテルではなかなか味わえません。

ただし紅葉の見頃は地域だけでなく標高によっても変わります。
「10月だから紅葉しているだろう」と思って行ったら全部緑なんてこともあります。

紅葉キャンプを狙うなら、キャンプ場周辺の紅葉情報を事前に確認しておきましょう。

⑤秋はキャンプ飯がおいしい

秋といえば食欲の秋。
これはキャンプでも同じです。
・焼き芋
・きのこ料理
・炊き込みご飯
・秋刀魚
・シチュー
・鍋 等など

少し肌寒いキャンプ場で食べる温かい料理は、それだけでごちそうです。
特に鍋はおすすめ。
調理も比較的簡単。
体も温まるし野菜も取れる。
最後に麺やご飯を入れれば締めまで完成。

そして気づきます。
なんだか途切れなく食べているなぁ…。
でも、それでいいのです。

⑥夜空がきれい

秋は空気が澄んでくるため、星空を楽しむのにもいい季節です。
焚き火の炎を眺め、少し寒くなってきたら温かいコーヒーを淹れる。
椅子に深く座って空を見る。
そこに満天の星。

昼間に何か特別なことをしていなくても、「今日キャンプに来てよかったな」と思える瞬間です。

秋キャンプならではの楽しみ方

秋キャンプでは、あれもこれも予定を詰め込む必要はありません。

紅葉を眺める。
焚き火をする。
秋の食材で料理をする。
温かいコーヒーを飲む。
星を見る。
朝の少し冷たい空気の中を散歩する。
それだけで十分楽しめます。

むしろ秋は、「何もしないキャンプ」に向いている季節です。
焚き火の前に座って火のお世話をしながらぼーっとする。

帰宅後、家族から聞かれます。

「キャンプで何してたの?」
「薪を燃やしてた」
立派なキャンプです。

秋キャンプ最大の落とし穴「寒暖差」

ここからは注意事項です。

秋キャンプで最も注意したいのが、昼夜の寒暖差。

昼間はポカポカ。
日差しがあればTシャツでも過ごせる。
ところが太陽が沈むと、一気に気温が下がることがあります。
さらに山間部や標高の高いキャンプ場では、平地より更に気温が低くなります。

なので天気予報を見るときは、最高気温だけではなく最低気温を確認してください。
「昼間20℃だから大丈夫!」ではありません。

キャンプは野外活動なので、夜から明け方に何℃まで下がるのかを確認することが重要
秋のキャンプでは、最低気温を基準に装備を考えるクセをつけましょう。

秋キャンプの服装

秋キャンプでは重ね着が基本です。

昼間は暖かい。
夕方は涼しい。
夜は寒い。
朝はもっと寒いこともある。

つまり、一日で必要な服装が変わります。

そこで便利なのが、脱いだり着たりできる服装

ベースとなる服。
その上にフリースなどの中間着。
さらに必要なら防風・防寒用の上着。
こうしておけば、気温に合わせて調整できます。
特に忘れたくないのが朝晩用の防寒着。

キャンプ場に到着した昼間は、「こんなの必要ないだろ」と思うかもしれません。
しかし夜になると、持ってきてよかったぁ…となります。
帽子、厚手の靴下、場合によっては手袋などもあると安心です。

秋キャンプの寝床対策

昼間の寒さは服を着れば対応できます。

問題は寝るときです。
秋キャンプでは、寝床の防寒対策が非常に重要になります。
特に忘れてはいけないのが、寒さは地面からもやってくということ。

気温が下がると地面も冷えます。
シュラフだけ暖かくしても、地面から冷やされると寒く感じることがあります。
そこで重要になるのがマット。
断熱性の高いマットを使い、地面からの冷えを遮断します。

コットを使っている場合でも油断は禁物。
コットは地面との距離を取れますが、下を冷たい空気が通るため、マットを敷くことが安眠のポイントです。

そしてシュラフ。
選ぶ基準は、その日の最低気温。
昼間の気温ではありません。
「予報では最高気温が22°だから、夏用シュラフで大丈夫だろう」などと、軽率な判断でシュラフを選んでしまうと痛い目に遭います。

秋キャンプで忘れてはいけない「日没の早さ」

夏キャンプに慣れている人ほど注意したいのが日没時間です。
秋はどんどん日が短くなります。

夏の感覚で、「夕方から設営すればいいか」なんて考えて昼間はのんびり。
夕方テントを広げ、ポールを出し、ペグを探していると…暗い…。

暗くなった中での設営は効率が悪いだけでなく、ペグやロープにつまずくなど事故の原因にもなります。

秋キャンプでは、明るいうちに設営を終える
これが基本。
夕食の準備やランタンの用意も、夏より少し早めに始めるくらいがちょうどいいでしょう。

秋キャンプの天気にも注意

秋は気候がいい季節ですが、天気が安定している日ばかりではありません。
秋雨前線
台風
急な冷え込み
強風

山間部では天気が急変することもあります。

そのためキャンプ前には、単純に「晴れマークだから大丈夫」ではなく、天気予報サイトで雨や風、そして最低気温まで確認しておきたいところです。

特に風が強くなる予報なら、タープや焚き火についても慎重に判断しましょう。

キャンプは自然の中で遊ぶもの。
こちらの予定に天気が合わせてくれることはありません。

焚き火シーズンだからこその注意点

秋キャンプといえば焚き火。
だからこそ、火の扱いには注意が必要です。

秋になると空気が乾燥してきます。
さらにキャンプ場には乾いた落ち葉が増えてきます。
そこへ焚き火から火の粉が飛ぶ。
条件によっては危険です。

焚き火をするときは周囲の落ち葉や燃えやすいものを確認し、消火用の水も用意しておきましょう。

そして風が強い日は、「せっかく薪を持ってきたから」という理由で無理に焚き火をしないこと。

薪はまた使えます。
キャンプもまた来られます。
安全第一です。

寝る前には完全に消火したことも確認しましょう。
焚き火が気持ちいい季節だからこそ、火の管理は夏以上に意識しておきたいところです。

秋キャンプに持っていきたい装備

秋キャンプでは、夏装備に少し防寒具を足せばいいと思いがちです。
しかし季節が進んだ秋や標高の高い場所では、「冬の入口」くらいの感覚で準備したほうが安心です。

特に用意しておきたいのは、

  • 防寒着
  • 最低気温に対応できるシュラフ
  • 断熱性のあるマット
  • ブランケット
  • 焚き火用品
  • 十分な薪 など。

意外に便利なのがブランケット。
焚き火の前で少し寒いときや朝コーヒーを飲むとき、膝に一枚掛けるだけでもかなり違います。

秋キャンプでは「使わなかった防寒具」は選択の失敗ではありません。
持っていかずに寒さに震えることが重大な判断ミスだと言えます。

やりがちな秋キャンプの失敗

秋キャンプでありがちな失敗をまとめると、
「昼間暖かいから薄着で来た」
「最低気温を見ていなかった」
「夏用シュラフで大丈夫だと思った」
「日没時間を確認していなかった」
「薪が足りなくなった」
「秋だから虫はいないと思った」
「朝露を甘く見ていた」 といったところでしょう。

共通しているのは、昼間の状況だけで判断してしまうこと。

秋キャンプでは、
昼ではなく夜。
最高気温ではなく最低気温。
到着時間ではなく日没時間。

ここに注意するだけでも失敗はかなり減らせます。

それでも秋キャンプは最高だ

秋キャンプには寒暖差があります。
日没も早くなります。
防寒対策も必要です。
天気にも注意しなければなりません。
それでも私は、秋はキャンプの魅力を存分に味わえる季節だと思います。

紅葉した森。
少し冷たい空気。
パチパチと燃える焚き火。
鍋から立ち上る湯気。
そして夜空いっぱいの星。

翌朝。
少し冷えた空気の中、椅子に座って温かいコーヒーを飲む。

特別なことをする必要はありません。
むしろ、何もしない時間そのものが楽しくなる。
それが秋キャンプの魅力です。

まとめ

この数日、雨ですが涼しい日が続いています。
今年の夏は九州に帰ったこともあり、高原キャンプが出来ませんでした。
9月も富山に行ったので休みがもう増やせない…。
なのでキャンプレポートは当分できません。

10月には愛車に道具を詰め込んで2回ほどフィールドに出る予定です。
さあて、どこに行こうか。
ホームフィールドのかわせみ河原、道志の森なんかもいいなぁ♪

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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Grandpa

36年間キャンプに親しんできた管理人が、培ってきた経験やTipsを共有するためのブログです。

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