夏キャンプと聞くと、
「青空!」
「川遊び!」
「冷えたビール!」
そんな楽しいイメージが浮かびます。
しかし、その一方で夏はキャンプ中の体調不良が最も起こりやすい季節でもあります。
暑さは少しずつ体力を奪うため、自分では気づかないうちに危険な状態になっていることも珍しくありません。
実は、慣れたキャンパーほど「無理をしない」ことを知っています。
今回は、真夏のキャンプで初心者がやりがちな「やってはいけない7つの行動」をランキング形式でご紹介します。
これを知っているだけで、夏キャンプの快適さは驚くほど変わりますよ。
Table of Contents
第7位 飲み物を「喉が渇いてから」飲む

「まだ喉は渇いていないから大丈夫。」
そう思っている頃には、体はすでに水分不足になり始めています。
キャンプでは設営や撤収、料理などで想像以上に汗をかきます。
ここで慣れたキャンパーは喉の渇きではなく時間で水分補給をします。
「30分ごとに一口」
「設営が終わったら一口」
こんな小さなルールを決めるだけで、熱中症のリスクは大きく下げられます。
第6位 設営を昼12時から始める

チェックインした瞬間、
「よし!設営開始!」……ちょっと待ってください。
真昼は一日の中で最も暑い時間帯です。
テントを広げ、ポールを立て、ペグを打ち終わる頃には、体力が半分なくなっていることもあります。
一方、慣れたキャンパーは違います。
まずタープだけを張って日陰を作る。
あるいは近くの道の駅で昼食を食べたり、木陰でアイスを食べたりして、暑さのピークをやり過ごします。
「頑張る」より、「暑さを避ける」
これが夏キャンプのコツです。
第5位 タープを最後に張る
初心者に多いのが、
テント完成!
荷物搬入!
そして最後にタープ。
これでは設営中ずっと炎天下です。
慣れたキャンパーはまずタープを張って日陰を作ります。
日陰ができれば、
・体力の消耗が減る
・荷物も熱くならない
・家族も休める
タープ設営は最後ではなく、最初の仕事です。
第4位 暑いテントの中で休憩する

疲れたからテントで昼寝。
これも危険です。
真夏のテント内は、まるでサウナ。
風がなければ短時間でもかなりの高温になります。
テントのウォールを開け放っていても熱せられた生地から遠赤外線が降り注ぐのです。
休憩するなら、
・木陰
・タープの下
・風が抜ける場所
を選びましょう。
「テント=休憩場所」と考えず、「夜に眠る場所」と考える方が正解です。
第3位 「まあ雨は降らないだろう」と思う
朝は快晴。
天気予報も晴れ。
だから安心……とは限りません。
夏は積乱雲が急速に発達し、ゲリラ豪雨や雷雨になることがあります。
空に大きな入道雲が見え始めたら要注意。
スマホの雨雲レーダーも活用しながら、空模様を観察する習慣をつけましょう。
夏キャンプでは、「空を見ること」も大切なスキルの一つです。
第2位 標高の低いキャンプ場を選んでしまう

「設備もきれいだし、家から近いし、ここでいいか」
そう思って選んだキャンプ場。
ところが到着してみると……
暑い…とにかく暑い。
タープの下にいても暑い。
風もぬるい。
夜になっても暑い。
眠れない。
実は、真夏のキャンプでは「どういうキャンプ場へ行くか」が快適さを大きく左右します。
標高が上がると気温は下がる。
気温は一般的に、標高が100m高くなるごとに約0.6℃下がると言われています。
つまり、
標高100mのキャンプ場
標高900mのキャンプ場
では、約5℃近い気温差になることもあります。
平地で35℃の日でも、高原では30℃前後ということも珍しくありません。
この差は、数字以上に体感では大きく感じられます。
昼間だけではありません。
夜の快適さがまるで違います。
標高の高いキャンプ場は、夜になると気温が下がりやすく、風も心地よく感じられます。
反対に標高の低い場所では、昼間に地面へ蓄えられた熱が夜まで残り、寝苦しい熱帯夜になることが殆ど。
「夏なのにシュラフを掛けた。」
そんな高原キャンプを経験すると、平地には戻れなくなるかもしれません。
慣れたキャンパーは夏だけ標高を変えます。
春は湖畔。
秋は林間。
そして真夏は高原。
というように、季節によってキャンプ場を選び分けています。
夏は設備よりも「標高」を最優先に考える人も少なくありません。
キャンプ場選びは、家からの近さや景色、設備だけではありません。
夏は「標高」が快適さを決める最大のポイントです。
同じ一泊でも、標高200mと標高1,000mでは、まるで別の季節を過ごしているような違いがあります。
キャンプ場を予約する前に、ぜひ一度「標高」を確認してみてください。
第1位 「自分だけは大丈夫」と思う

これが一番危険です。
熱中症は初心者だけがなるものではありません。
体力に自信がある人でも、
「今日は寝不足だった」
「朝食を抜いた」
「昨日の疲れが残っている」
そんな小さな条件が重なるだけで、一気に体調を崩すことがあります。
慣れたキャンパーほど、「今日は暑いから無理をしない」
そう判断します。
キャンプは競技ではありません。
設営が少し遅くなってもいい。
昼寝をしてもいい。
予定を変更してもいい。
安全に帰宅することが、一番成功したキャンプなのです。
そして彼らが夏に必ず持っていくもの
・大きめの保冷ボトル
・ポータブル扇風機
・経口補水液
・塩分補給タブレット
・タープ
・冷却タオル
どれも特別な道具ではありません。
「暑さを我慢しないため」の道具ばかりです。
まとめ
真夏のキャンプで一番怖いのは、暑さそのものではありません。
「なんとかなるだろう」という油断です。
今回ご紹介した7つの失敗は、どれも少し意識を変えるだけで防げます。
暑さと上手につき合えば、夏キャンプは青空や星空、川遊び、そして季節ならではの景色を存分に楽しめる最高の時間になります。

ぜひ今回のランキングを参考に、安全で快適な夏キャンプを楽しんでください。
そして、もしキャンプ場で汗だくになりながら「まだ大丈夫……」とつぶやいている自分に気付いたら、この記事を思い出してください。
その一歩手前で休憩する人が、夏キャンプを制するキャンパーなのです。









