酷暑の夏もようやく重い腰を上げたようです。
朝晩はめっきり涼しくなりましたね。
今後も一雨ごとに秋らしくなるようです。
ということは…
そうです。
待ちに待ったキャンプ、車中泊シーズンの始まり。
ということで今回は秋キャンプ・車中泊の魅力と注意点についてまとめました。
Table of Contents
秋キャンプの魅力
①気候が快適
秋キャンプの魅力を一言でいうと「快適さ」です。
湿度が下がり吹き抜ける風は爽やか。
日中は暑く感じることもありますが、木陰に入ると心地よい。
②紅葉や自然の美しさ
木々が色づき、サイトそのものが絶景。

③空気が澄んでいる
夜は空気が乾燥し、星空観察に最適。
遠くの景色もクリアに見ることが出来ます。

④焚き火が心地よい
肌寒い気候と焚き火の温かさがぴったり。
焚き火料理(焼き芋・鍋・ホットワインなど)も美味しい。

⑤虫が少なくなる
アブやブヨ、蚊などの害虫も少なくなる。
⑥旬の食材が豊富
食欲の秋。
秋にはサンマ、アサリ、サケ、サバなどといった魚や、きのこ類、さつまいもやかぼちゃ、栗などの食材が旬になります。
キャンプ飯とも相性の良い食材がたくさんあります。
メニューの幅が広がる季節です。


秋キャンプの注意点
①朝晩の冷え込み
平地でも夜は10℃以下になることも。
ダウン寝袋・マット・防寒着(フリース・ダウン・ニット帽)が必須。

②天候の急変
秋雨前線や台風の影響で雨が多い。
タープやレインウェア、撤収時の雨対策を準備。
③日が短い
17時前後に暗くなるため、早めの設営が必要。
ヘッドランプやランタンを多めに用意。
④乾燥による火の扱い
焚き火シーズンだが、落ち葉が乾いて燃えやすい。
消火用の水やバケツを必ず準備。
⑤動物や虫対策
夏より少ないが、スズメバチやカメムシが出ることも。
また秋はクマが冬眠に備えて食べ物を大量に摂る時期(飽食期)であり、特にドングリなどの木の実が不作の年に人里へ出没する可能性が高まるため注意が必要です
2025年はどんぐりの不作の年と言われています。
そのため熊が山奥から人里近くまで降りてくる可能性も高いので、チェックインの際はスタッフに熊の出没についての確認を忘れないようにしましょう。

また食材や食べ残しの管理は厳重にする必要があります。
食べ残しや裸で置かれている食材は熊だけではなく、猫や狸、アナグマ等のケモノを呼び寄せる原因となります。
就寝時は食材や食べ残しをクーラーボックス等に入れて匂いが立たないようにすることをオススメします。
秋キャンプの準備
秋キャンプは 「寒暖差対策」 と 「天候対策」 という2つのポイントを踏まえた準備をしましょう。
とはいえ、10月と11月では夜の冷え込みにも随分差があるので、出発前に現地の天気を確認し、特に最低気温を忘れずにチェックすることが必要です。
気温別アイテム例
最低気温15〜20℃
【服装】
・長袖Tシャツ or 薄手のロンT
・パーカー or 薄手のフリース
・薄手のロングパンツ(デニムやアウトドアパンツ)
・夜用に薄手のスエットの上下
【シュラフ】
春、秋用もしく3シーズン用で十分。
【ポイント】
日中は暑くなるので半袖も用意して重ね着で調整。夜は上着1枚で十分。
最低気温10°〜15°C
【服装】
・長袖Tシャツ or ロンT(ベースレイヤー)
・厚手のパーカー or 中厚のフリース
・ウィンドブレーカー or 薄手のダウンベスト
・ロングパンツ(裏起毛や厚手推奨)
・夜用に厚手のスウェットの上下
【シュラフ】
冬用を用意します。
冬用がない場合は3シーズンのシュラフを2枚重ねで対応も可。
【ポイント】
夜は冷えるので「フリース+ウィンドブレーカー」の組み合わせが安心。
最低気温5°〜10°C
【服装】
・吸湿発熱系インナー(ヒートテックなど)
・厚手のフリース or スウェット
・中厚〜厚手のダウンジャケット
・ニット帽・手袋・ネックウォーマー
・厚手のパンツ or インナータイツ+パンツ
【シュラフ】
冬用を用意します。
冬用がない場合は3シーズンのシュラフを2枚重ねで対応も可。
【ポイント】
服、寝具は基本冬用にしましょう。
まとめ
キャンプのベストシーズンである秋。
しっかり準備してフィールドに出かけましょう。
私は10月はフリーダム、沼津の港で車中泊。
11月は“あまなゆ”でテントを張る予定です。

紅葉がきれいなフィールドを探して、さあ、キャンプにGO!
最後まで読んでいただきありがとうございます。