軟弱地面でのペグダウン

キャンプ入門

河原は最高のキャンプエリア

広い河原はキャンプには絶好のエリアです。
川のせせらぎを聞きながら焚き火を囲むのは気持ちのいいものですね。

ただ、河原は砂と小石が混じった軟弱な地面がほとんどです。また川は山のくぼみに沿って流れているので、風の通り道にもなります。そのため風の強い日には一段と強い風が吹きますのでテントやタープが飛ばされないようにしっかりペグダウンする必要があります。

実際にペグで固定できるのか?

ペグには色々な種類があります。

                 ペグの種類

ペグにはだいたい上の写真のような種類がありますね。
①や②はテントやタープに付属しているペグです。この他にアルミ製のペグも付属ペグとしてよく見かけます。
③、④、⑤は市販されているペグでかなりしっかりした作りになっています。

これらの中で小石混じりの砂地に適しているペグはどれでしょうか。
①短いし細いのでほとんど効きません。
②プラスチックですが土に当たる面積が広いので深く打ち込むことができれば多少の効果は期待できます。
③土に当たる面積が広めなのですが短いので深く打ち込んでもそれほどの効果は期待できません。
④しっかりした作りのペグですが短いので深く打ち込んでもそれほどの効果は期待できません。
⑤鉄製の鍛造ペグです。最も丈夫で長さもあるので深く打ち込むことで多少の効果は期待できます。
つまり河原でキャンプする場合は予め⑤のような長い鉄製鍛造ペグを持っていったほうが良いということになります。
しかし、それでも“多少の効果がある”程度となります。
それではどうしたら良いのでしょう。

河原にたくさん転がっているアレを使いましょう!

河原にはたくさんの石が転がっていますね。
それをペグ代わりにしてしまいましょう。


長方形の石を見つけて写真のようにロープを通します。
この状態でロープの長さを調整し、固定する場所を決めます。

さらにロープをかけた石にロープを挟むようにして左右に2個の石を乗せます。

最後にその2個の石の上にさらに石を乗せます。

これで完了です。
この状態でロープを引っ張って見てください。しっかりと固定されていることがわかると思います。
更に風が強いときは石を追加することで対応することができます。

このように河原のような地面が軟弱な場所ではペグを使うよりそこら中に転がっている石を使ったほうが確実にテントやタープを固定することができます。

河原でキャンプすることがあったら、一度試してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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36年間キャンプに親しんできた管理人が、培ってきた経験やTipsを共有するためのブログです。

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