タフスクリーン2ルームエアー/LDX+(Coleman)

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ダークルームテクノロジーで暑い季節でも過ごしやすいというコールマンの「タフスクリーン2ルームエアー/LDX+」
夏場に半端なく気温が高くなる昨今、これからテントを新調する人にとっては有力な選択肢の一つではないでしょうか。
今回はこのテントを取り上げます。

タフスクリーン2ルームエアー/LDX+の特徴

このテントの特徴は
①ダークルームテクノロジーによるテント内温度上昇を抑制する
②ワイドエアシステムによる高い換気効率
これらにより暑い季節でも快適に過ごすことを可能としています。

ダークルームテクノロジー

テントのフライシート(アウター)に遮光性の高い生地を採用することで、日光を90%、UVを99.9%カット。
これによりテント内の温度が従来品と比較して13.5℃程下げることが可能なテクノロジーです

さらに付属の「ダークルームルーフフライ」を被せることでさらに濃い日陰を作り、より快適になります。

遮光機能が高くてテント内が暗いというのは地味ですが非常にありがたい。
よく眠れるんです。
特に初夏から初秋は日の出の時間が早く、午前5時ころから明るくなります。
通常のテントだと外が明るくなるとテント内部も明るくなり、私のような「明るいと眠れない」というデリケートな人間は目が覚めてしまいます。
そうするとまだ眠くても明るいので眠れず悶々とすることに。
アイマスクを付けても顔に感じる違和感で眠れない。
いつもしかたなく起き出してしまいます。
朝でさえこれなので昼寝などなおさら無理。
しかしこのテントならその悩みを解消できると思います。
さらにこの「よく眠れる」というところはファミリーキャンプでその威力が発揮されます。
それは
「子どもが朝早く起きて騒がない」という点。
朝早くテント内が明るくなると子どもたちも起きてしまって動き回ります。
親は早朝から子どもたちの世話でバタバタ…
ゆっくりコーヒーを飲むこともできないなんて状況が少なくなるのではないでしょうか?

え?夏場はテントを閉め切ってしまうと暑さで眠れないんじゃないかって?
そういう季節は標高の高い涼しいフィールドでテント張るので大丈夫。

ワイドエアシステム

ワイドエアシステムは以下の2つの要素で構成されます。
・リバーシブルファンベンチレーション
・ワイドエアメッシュ

リバーシブルファンベンチレーション

ファン(別売)によりテント内に外の低温の空気を強制的に取り入れると同時に熱気を排出し内部温度を下げます。

テントに専用の換気扇を装着するというアイデアは結構効果的ではないかと思います。
(扇風機としても使用できますよ♪)
もちろん普通のテント内部にサーキュレーターを置いて排気扇としても使用することで同じ効果を得ることができます。
ただこの「タフスクリーン2ルームエアー/LDX+」の場合はファンをテントの高い位置に置くことができるところがスグレモノです。
テントの天井付近に溜まった暖かい空気を上から排気し、低い位置から外気を取り込むことで快適さが向上します。
ただし、昼間の気温が高い時間帯は地面が太陽熱で暖められるので、低い位置から外気を取り込むと逆に熱い空気をテント内に入れてしまい逆にテント内の温度を上げてしまいます。
なのでこれが効果を発揮するのは夜半から早朝までですね。
まあ、真夏の真っ昼間にテントを締め切って昼寝する人はそうそういないと思いますが…

ワイドエアメッシュ

テントとフライシート(アウター)に大きなウィンドウを設けることで通気性を向上させています。
特に寝室部分に3個所窓が設けてあるのは有り難いですね。

ツールームテントの多くは寝室部分の窓が奥のウォールの1箇所しか付いていません。
これだと風向きによってはインナーテントにこもった空気がなかなか抜けず、夏は寝苦しくてしかたない。
それに比べるとインナーテントとアウターフライの同じ場所三箇所に大きいメッシュ窓がついているので風通しが非常に良くなります。
これ結構重要。
さらにメッシュの編み方も風が通りやすいように変更されています。

その他の特徴

電気コードなどを出せる引き出し口がインナーテントとアウターフライの同じ位置に作ってあります。
電源付きサイトが増えている昨今、これも地味ですが重要なポイントです。

デメリット

このテントメリットばかりのようですが、もちろんデメリットもあります。
・重い
・寝室のアウターフライにスカートがない

①重い
遮光のためにコーティングを施した生地は当然重くなります。
21kgという重さになり結構大変です。

②寝室のアウターフライにスカートがない
アウターフライにスカートがないのは風通しのことを考えての仕様だとは思います。
しかしテントはは夏場だけではなく冬も使用するのでスカートがないと冷風を防ぐことができません。
また雨が降るとインナーテントも跳ねた土で汚れてしまう…
なのでスカートはつけてほしかった。
夏場はスカート部を内側に折ってマジックテープで留める事ができるような仕様にしてほしいと思います。

スペック

    タフスクリーン2ルームエアー/MDX+          タフスクリーン2ルームエアー/LDX+

まとめ

コールマンの「タフスクリーン2ルームエアー/LDX+」は非常によくできたテントだと思います。
特にファミリーキャンプには最適かと。
通気性と言い、遮光性と言い、まさに「良い眠りのためのテント」ではないかと思います。

私の子どもが小さいときにこのテントがあったら迷わずポチっていました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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36年間キャンプに親しんできた管理人が、培ってきた経験やTipsを共有するためのブログです。

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