キャンプ道具や装備を実際に見て、触って、そして使ってみた感想を紹介する「Camp Gear Impressions」
今回はBROOKLYN OUTDOOR COMPANYの2WAY COTをレポートします。
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BROOKLIN OUTDOOR COMPANY(BOC)とは
BOCは2016年にニューヨークのブルックリンでアウトドア・ライフスタイルを都市環境に融合させることを目的として設立されました。
製品の特徴は倉庫に眠っている時間の長いアウトドア製品に日常でも使用できるようなデザイン性を持たせているという点にあります。
購入した理由
これまで使っていたコールマンのパックアウェイ(TM)コットについてクリティカルな不満はないのですが
・収納時のサイズが大きい
・生地の張りが弱めなので起きたときに腰が痛くなる時がある
という点が気になっていました。
このコットも2年以上使っているし、一つ新しいものを手に入れるかな…
で、新しいコットに求めるものは以下の4点。
・耐荷重150kg以上(丈夫)
・軽い
・収納時のサイズが小さい
・寝ていて腰が痛くならない
これらの条件で絞り込んだところ最終的にWACとBOCが残り、コストの面でBOCを選びました。
但し、腰が痛くなるかどうかは実際に寝てみないとわかりませんので、これについてはレビューを参考にしました。
尤もBOCというブランドに興味があったというのも選択の大きな要素ではありますが。
特徴
・300Dの張地によりギシギシという不快な音がしない
・新開発のロッキングシステムにより簡単に脚部フレームの取付け、取り外しができる。
・超々ジュラルミンのフレームにより耐荷重150kgを実現
・直径18cm×52cmのコンパクトな収納
・3.2kgという軽さ
組み立ててみよう
収納状態はかなりコンパクトです。
レッグフレームをM字型になるようにセットします。
ポールを両側に通して準備完了。
まず中央に脚部を取り付けます。
こうすることで床布のテンションが均一になるそうです。
レバーの横についている黒いボタンを押してレバーを起こします。
レバーの接続部をポールにぐいっと押し込んで合わせます。
この作業が一番力が必要でした。
その後レバーを元の位置に押し戻します。
そのときに黒いボタンが“カチッ”と音がしたら接続完了です。
ローコットの完成です。
付属のレッグポールをレッグフレームに差し込むとハイコットになります。
差し込んだレッグポールは取り付け穴にピッタリと嵌っており、コットを持ち上げたときにもしっかり固定されています。
と言っても装着するときに力がいるわけではなく、つまりサイズがピッタリ合っているということですね。
ハイコット完成。
撤収はセットアップよりも簡単でした。
先ずレッグポールを抜きます。
次にレッグフレームのレバーの横の黒いボタンを押すことでレバーがリリースされ、レッグフレームが外れます。
最後に床布からポールを抜いて完了です。
使用した感想
床布の張りが強いので体の沈み込みが少なく、そのため朝起きたときに腰の痛みがありませんでした。
ギシギシというきしみ音もありません。
軽さに似合わぬタフなコットです。
耐荷重が150kgあるのでベンチ代わりに座っても実に安定しています。
まとめ
床布の張りの強さに対する好みは人それぞれだと思いますし、コールマンのコットが悪いということではありません。
ただ私にはこのBOCの2WAYコットの床布のテンションが合っているようです。
それに収納状態のコンパクトさと軽さは非常にありがたい。
最近は色々なメーカーから同じような特徴を持つコットが発売されていますので、もう一つのコットもこのタイプにしてみようかなぁと思う今日このごろです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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