クーラーボックスは”真空断熱”がいいらしい。
ほう、真空断熱ね。
というわけでググると結構種類があります。
その中でかなりリーズナブルなアイリスオーヤマの「HUGEL」が目に止まりました。
これは買いじゃないのか…
30分ほど悩んだ後、ポチリ。
キャンプ道具や装備を実際に見て、触って、そして使ってみた感想を紹介する「Camp Gear Impressions」
今回はアイリスオーヤマのHUGELをレポートします。
Table of Contents
クーラーボックスを買い替えた理由
今回クーラーボックスを買い換えた理由は
①気づいたらコールマンのクーラーボックスが30歳になっていた。
②キャンプや車中泊で利用しやすい小型のものが欲しくなった。
③「6日以上氷が溶けない」という言葉に釣られた。
などなどです。
クーラーボックスは耐久財なので長く使うことができるのは当たり前ですが、コールマンのポリライト34を気づいたら30年以上使っていました。
長い時間使っていても多少汚れているだけ。
一度うっかり焚き火のそばに置いていて表面が熱で溶けかかっています。
が、しかし、クーラーボックスとしての仕事は普通にしてくれます。
サイズは大きめですが軽くてこのまま使い続けていても問題ありません。
ただキャンプではなく車中泊で使用することを考えたとき、サイズが少し大きい。
車中泊ツアーでは買い出しを2日に一回する予定なので、ボックスの容量はこの半分くらいでいいのです。
また車が軽バンなので小さいほうがありがたい。
肝心の保冷力は真夏に日陰に置いておけば氷が24時間ほどで溶けてしまうので、より保冷力の高くもう少し長く氷が残るものが欲しい。
つまり保冷力が高くて小さいクーラーボックスが必要になったので今回買い替えることにしました。
HUGEL20ってどんなクーラーボックス?
HUGELというのはアイリスオーヤマのアウトドアブランドです。
このHUGELから「真空断熱クーラーボックス」と「クーラーボックス」の2種類が発売されました。
特に「真空断熱クーラーボックス」は
冷蔵庫にも使用している真空断熱パネルを6面全てに採用し、真空断熱パネルと発泡ウレタンの2つの機能を掛け合わせることで高い断熱性と長時間持続する保冷力を実現しています。
その保冷力はクーラーボックス60Lの場合、容量比40%の氷をクーラーボックスに入れ、30℃9hー20℃15hで保管した場合、最大22日間氷が溶けてしまわないというもの。
20Lの場合は6日氷が持つということです。
(ボックスの正面右下のシールには40Hと書いてあるので、40時間なのかもしれません…)
ただし、この日数は頻繁に開け閉めしない場合のものなので、実際にフィールドで使用する場合はかなり短くなると思われます。
とはいえこれはすごいクーラーボックスなのではないか!?と思わずポチったわけです。
使ってみました
これは20Lです。
梱包から出したら結構でかい!
こ、これで20L??
コールマンのポリライト34Lと変わらない大きさです。
金属製のラッチがついています。
ラッチを外すときは少し力が必要ですが、その分しっかり密閉されている感じがします。
ラッチの耐久性はわかりませんが、ちょっと金属の厚みが少ないような気がしました。
20Lの割に大きいのは壁の厚さにその理由があります。
奥行きの壁が64mm、横の壁が60mmあります。
ウレタンと真空断熱パネルが挟み込んであるので仕方ないかな。
蓋の裏側にはゴムのネット。
ここに保冷剤を挟み込むと中の氷の保ちが更に良くなるとのこと。
今回はそれはせず、純粋にボックスの保冷力を試しました。
缶ビール、弁当を入れた後2kgの氷を入れます。
時刻は午前10時。
気温は28℃ほどでした。
この氷が全て溶けてしまうまでの時間を調べます。
使用状況
この日の正午に弁当とビールを取り出し、ビールがなくなるたびに開け閉め。
合計10回ほど開けました。
クーラーボックスはキャンプ場に設置されている東屋の中で直射日光は当たりません。
ただ風もあまり吹き込まない場所だったので、気温は30℃くらいでした。
氷が溶けてなくなった時間
氷が溶けてしまったのは次の日の午後2時ころ。
この日は30℃まで気温が上がりました。
東屋の中もそのくらいだったと思います。
この状況で26時間ほどで氷がなくなったことになります。
ちょっと「看板に偽りあり」じゃないかぁ…
ただカタログの数値は「容量比40%の氷」を入れたときの数値です。
今回は、2kgが一個だけ。
容量比で言うと10%位だと思います。
これだと少なすぎますね。
まとめ
結果としては期待外れだったのですが、入れた氷が少ないと当然溶けるのも早くなります。
とはいえ容量比40%の氷をいれるというのは現実的ではないので次はゴムのメッシュに保冷剤を挟んで同じ2kgの氷を入れて試し、再度レポートしようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。