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キャンピングマットの種類
キャンピングマットには大きく分けて2種類あります。
・インナーマット:テントの床の上に敷くマット
・シュラフマット:シュラフの下に敷くマット
インナーマット
■インナーマットの役割
インナーマットは地面の小さなデコボコを吸収し、同時に地面からの冷気を遮断してテントの居住性を良くしてくれます。
さらに人の体や荷物からかかる荷重による生地の損耗を防ぐという役割も担っています。
例えるならばカーペットということになります。
■インナーマットの種類と特徴
インナーマットは大きく分けて2種類あります。
・銀マット
・フロアマット
■銀マット
ホームセンターのレジャー用品コーナーでよく見かけますね。
かさばりますが軽く、値段も手頃でインナーマットとしてはコストパフォーマンスに優れています。
移動手段が車の場合は問題ないと思います。
■フロアマット
フロアマットはインナーマット専用に作られたもので、各メーカーが色々なものを出しています。
素材、デザイン、価格も様々です。
私は銀マットを使っていますが、収納時のサイズや重さ等、あなたの運搬スタイルに合ったものを選んでください。
断熱性が高いものを選ぶようにしましょう。
ただ寒い季節の場合大抵のインナーマットはシュラフマットとして使用するには役不足です。必ずシュラフマットを準備しましょう。
シュラフマット
シュラフマットはシュラフ同様熟睡のためには必要不可欠のものです。場合によっては睡眠の質を決めるキーアイテムとも言えます。
シュラフマットの役割は2つあります。
①地面に体温を奪われることを防ぐ
②地面のデコボコや石等の突起が体に当たることを防ぐ
断熱性の指標は“R値”であり、この値が高いほど断熱性が高いことを表します。
冬の季節はR値が3以上あるものを選び、気温が0度を下回る様な場所では5以上あるものをオススメします。
シュラフマットには大きく分けて以下の3つのタイプがあります。
・クローズドセル(独立気泡)タイプ
・エアー(空気注入)タイプ
・インフレーティング(自動膨張)タイプ
■クローズドセル(独立気泡)タイプ
【特徴】
ポリウレタン等の発泡素材で構成される。
軽いので登山等に最適。
【メリット】
・軽量
・耐久性が高い
・比較的安価
【デメリット】
・かさばる
・他のタイプに比べると快適性が劣る
■エアータイプ
【特徴】
ポンプで空気を注入し、弾性と断熱性を持たせたもの。
穴が開くと使えなくなるため、補修キットとセットで準備しましょう。
【メリット】
・軽量
・断熱性が高い
・快適性が高い
【デメリット】
・空気注入の手間がかかる
・穴が開くと使えない
・価格が高め
■インフレーティングタイプ
【特徴】
バルブを開けると自動的にある一定量の空気が入る。
追加で空気を注入することで好みの硬さにすることが可能。
穴が開くと使えなくなるため、補修キットとセットで準備しましょう。
【メリット】
・エアー注入式に比べて簡単に空気が入る
・断熱性が高い
・快適性が高い
【デメリット】
・かさばる
・穴が空くと使えない
・価格が高め
この他にも色々なシュラフマットが発売されており、購入する場合は自分のキャンプスタイルや移動手段に合わせて選ぶ必要があります。
マットのサイズは自分の身長より大きいものがオススメですが、登山や移動手段が公共の交通機関を使う場合は軽くコンパクトにまとまるものが必須となります。
良質の睡眠は疲労回復の特効薬です。テントはケチってもシュラフとシュラフマットは良いものを選びましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次はコットについて書く予定です。
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