これであなたも冬キャンプの達人?
キャンプに一番いいシーズンっていつだと思いますか?
それはズバリ冬です。
11月から2月までの期間がベストシーズンだと私は思っています。
その理由は
・晴れの日が多い。(太平洋側にかぎります)
・キャンパーが少ない。
・虫がいない。
・焚き火を十分に満喫できる。
・空気が澄んでいるので山の中のサイトでは素晴らしい星空を見ることができる。
だいたいこんなところでしょうか。
冬キャンプを楽しむコツ
冬キャンプといってもその楽しみ方には大きく分けて二つのタイプがあります。
①ファミリーキャンプ
②ソロキャンプ
この二つのタイプではそれぞれ楽しみ方が違ってきます。
Table of Contents
ファミリーキャンプの場合
小さな子供がいるファミリーキャンプでは、子供に風邪を引かせないためにもいかに暖かく過ごせるかがポイントになります。したがって、そのための装備もソロキャンプとは違ったものにする必要があります。
装備(ギア)
・テント
特に新しく用意する必要はありません。
・マット
地面からの冷気を遮断するために、できるだけ断熱性を表すR値が3以上のものを用意します。
キャンプ入門(9)マットに詳しく書いています。
古い毛布をマットの上に敷いてもいいと思います。
・シュラフ
シュラフは冬用のものを用意することをおすすめします。
中綿がダウンのものがおすすめですが、値段が高いのが難点ですかね…
私は封筒型のシュラフの中にインナーシュラフを入れて寝ています。
シュラフの中に湯たんぽを入れると随分違いますよ。湯たんぽを袋に入れて足元においておくと暖かいです。ただ低温やけどに注意してください。
湯たんぽがない場合は、2リットルのペットボトルにお湯を入れて、それをタオルで包んでも同じ効果があります。
・シェルター
シェルターは暖を取るためには有ったほうがいいと思います。
この中に薪ストーブや石油ストーブといった暖房器具を設置することで、暖かく過ごすことができます。
サイズはできるだけ大きいものがオススメですが、人数や中に入れるテーブル、椅子等の数やサイズを考えて選ぶことが大切です。
ただし、シェルターの中で焚き火をすることはオススメしません。
その中のもの全てが燻されてしまいますから。
・暖房器具
薪ストーブや石油ストーブです。
薪ストーブは煙突がついているので燃焼ガスがテントの外に排出されます。それゆえ一酸化炭素中毒のリスクが低いストーブです。
ただし、煙突を外に出す部分をしっかり作らないと、シェルターの生地が熱で溶けて穴が開いたり変形する恐れがあります。
石油ストーブはストーブ本体を組み立てる必要がないので設置が楽ですが、最大の問題点は燃焼ガスがシェルター内に排出されることにあります。
つい先日も鴨撃ちに来ていた三人の男性がテント内の石油ストーブで一酸化炭素中毒死した事件がありました。
これを防ぐために、シェルターの風下側のファスナーを半分くらい開けておくといいと思います。そのくらい開けていても中は十分に暖かくなるので問題ありません。
装備(ウェア)
服装についてはここで特に私が言及することはないと思います。
真冬の装備があれば問題ありませんが、ネックウォーマーがあるといいと思います。
また私が買って非常に良かったのが、ワークマンのAERO STRETCH ULTIMATE(エアロストレッチアルティメット) フーデッドパーカーです。これは3,900円でありながら、その防寒性は非常に高く、冬キャンプのアウターとして非常にコスパが良いものでした。
料理
料理についても私が言うことではないと思いますが、冬キャンプなので体を温めるものを一つ用意するといいでしょう。
オススメはなんと言っても「おでん」です。
おでんを初日に多めに作りストーブの上に置いておくだけでいつでも食べられますし、体を温めることができます。またその出汁にうどんを入れても美味しく食べられます。
お酒のつまみにもなりますし、子供たちのウケもいいと思います。
ここまで冬のファミリーキャンプについてお話してきましたが、これはファミリーキャンプばかりでなく、4〜5人のグループキャンプにもあてはまる内容です。
冬キャンプに挑戦したいと考えている方の参考になれば幸いです。
次はソロキャンプについて書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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