4月4日(日曜日)ジャパンキャンピングカーショー2021(幕張メッセ)に行ってきました!
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国内最大のキャンピングカーの祭典
キャンピングカーショーは日本の主要都市で順次開催される予定ですが、今回のジャパンキャンピングカーショーはキャンピングカーメーカー各社が最も力を入れる展示会です。
約60社が参加し、300台以上のキャンピングカーが出店されていました。
パワーアップしたバッテリーと車載装備
今回展示されたキャンピングカーを見て感じたことは、エアコンやテレビ、冷蔵庫などの電化製品を装備したものが目立ったことです。
これはリチウムイオン電池を搭載することでバッテリー容量を上げ、さらにソーラーパネルを屋根に置くことで充電効率が向上したことにあるようです。
確かに高温多湿の日本の夏はエアコンが有ると無いとでは快適性の差は天と地ほどあるので、エアコン付きのキャンピングカーはありがたいですね。
エントリーキャンパーが充実
最近のコロナ禍によるテレワークの広がりや車中泊ブームで、ミニバンや軽をベースにしたリーズナブルなキャンピングカーのニーズが高まっています。それを受けて今回エントリーユーザー向けのキャンピングカーも多く出店されていました。
確かに車体の大きなキャブコンは居住性はピカイチですが、その車体の大きさから駐車場も選びますし日々の買い物には使いづらく基本的にはセカンドカーという位置づけでしょう。
それに比べてミニバンをベースにしたバンコンは外見ではキャンピングカーに見えないし、車体もそれほど大きくはないので街乗りでも違和感はありません。
キャブコンに比べれば居住性は落ちますが、展示されたいろいろなバンコンを見てみると、その車内でずっと暮らすのでなければ十分だと思いました。
軽キャンパーは流石に狭く感じましたね。
バンコンや軽キャンパーを一通り見て感じたことは、あれもこれもと詰め込みすぎているのではないかという点です。
スペースに限りのあるミニバンや軽にキャブコンと同じような機能を詰め込むと、ただでさえ限られたスペースがさらに狭くなります。
流し台も不要かと考えます。狭い車内で水を使うと車内が汚れるし真水タンクと汚水タンクのスペースも必要になり、さらに狭くなります。道の駅やパーキングエリア、公園の駐車場等を利用することになるわけですから、洗い物は水道のある場所ですれば良いのではないでしょうか。
特に軽をベースにする場合は快適に眠れることと、雨の時に車内でコンビニで買った弁当を食べるときのテーブルが有るだけで十分だと思います。軽のキャンピングカーはどちらかというとキャンピングカーというより快適な車中泊ができる車として割り切ったほうが良いのではないかと感じました。
このバンコンはベッドになるソファと真ん中にテーブルがあって、広い居住空間を作り出しています。非常にシンプルですが、それ故使いやすいと思います。
右側のソファの一番手前の座席のクッションを跳ね上げると小さな流し台がついていますが、座席の中に組み込まれているのでそれ専用のスペースは不要です。流し台としては使いづらいサイズですが、あくまでも非常用でしょう。
私が買うとすればこれですかね。
このイベントを見に行くのは今回で2回目ですが、実際に車に触り中に入ってみることでメーカーのサイトやカタログからは読み取れない空間の広さの感覚や座り心地を知ることができるのでオススメです。
出店業者について
今回のレポートでは全てのキャンピングカーのレポートは数が多すぎてとてもできませんので、主な出品メーカーのURLを貼っておきます。そちらを御覧ください。
・ケイワークス
・ダイレクトカーズ
・トイファクトリー
・東和モータース販売
・VANTECH
・フジカーズジャパン
・ロータスRV販売
・RVランド
・インディアナ・RV
・エートゥーゼット
・LTキャンパーズ
・オーエムシー
・岡モータース
・かーいんてりあ高橋
・スマイルファクトリー
・トーザイアテオ
・ドリーム・エーティー
・日産ピーズフィールドクラフト
・バンレボ
・ボナンザ
・リンエイプロダクト
キャンピングカーの進化のスピードは非常に速く、来年のショーではどんなものが出店されるか本当に楽しみです。
以下に今年行われるキャンピングカーのイベントの情報サイトのURLを張っておきます。
興味の有る方は是非行ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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