2月2日(金)から2月4日(日)の3日間、幕張メッセで”ジャパン キャンピングカー ショー2024”が開催されました。
昨年は土曜日に行ったので人が多くて大変な目に遭ったので、今年は金曜日に出かけました。
今回はそのレポートです。
ただ、前回できるだけ多くのキャンピングカーを紹介しようと思うあまり写真を取りすぎて加工が大変だったので、今回は興味を引いたものを中心に2回に分けてレポートしたいと思います。
Table of Contents
幕張メッセ
開場が10時だと思っていましたが、幕張メッセに着くとこんな感じ。
やけに人が少ないなぁと思いながら会場に向かいます。
手前のブースでは家具のバザールをやっていました。
受付に行くと開場は11時とのこと。
とりあえず列に並んで待っているとスタッフから入場証なるものを配られました。
これを手首に巻き付けるそうです。
入場
会場に入ってエントランスから見下ろすと壮観な景色が…
毎度のことながらワクワクします。
Miniature Box
スズキエブリイをベースに岡モータースが企画・開発・製造した軽キャンパー。
快適な車中泊を実現するために装備を厳選しながらも、L字ダイネットモードや対面対座モードへの展開を可能にする贅沢な車内レイアウトが魅力とのこと。
現在私はアトレーをS09仕様にしていますが、フロアが平らなので車内ではどうしてもあぐらをかく姿勢になります。
これが地味に辛い。
また寝るときにキャンプ用のインフレーターマットを膨らましてそれを敷いているのですが、この作業が結構骨が折れたりします。
そのため近々ソファベッドを導入しようかと考えています。
ソファベットなら伸ばして終わりですからね。
そういう意味でもこのMiniature Boxの内装はアリだと思います。
車内で這って移動するより中腰でも立って歩けるほうが良いですからね。
FIAT DUCATO
昨年のキャンピングカーショーでもこのFIAT DUCATOが多く展示されていました。
デュカトは、2020年に誕生40周年を迎えたフィアットの商用車ブランド「フィアット・プロフェッショナル」の大型バン/キャブです。
前輪駆動によるキャビン/荷室の広さとディーゼルエンジンの燃費の良さ、コスパの高さで不動の人気を誇り、2020年と2021年にはヨーロッパにおける“小型商用車”セグメントのベストセラーになっています。
荷台の広さやカスタマイズのし易さからキャンピングカーのベースとしてよく使われます。
今回のショーでも多くのバンコンのベースとなっていますね。
Ponito(RVランド)
1500Wのインバーターを装備し、電子レンジ、冷蔵庫、MAXファン等を搭載しています。
室内で立てるので楽ですね。
ただキャブコンなのでこれで日常使いはワタシ的には気が引けます。
クオッカ(三島ダイハツ)
ログハウス風山小屋をイメージして作られたキャブコンです。
室内は木がふんだんに使われ、温かみを感じる仕上がり。
天井も高く行動が楽。
ただこれは二人での車中泊は厳しいかな。
COTT (㈱レクビィ)
明るい色でまとめられた室内、リチウムイオン電池(100Ah)、冷蔵庫(49L)、FFヒーターを標準装備。
さらに充分な断熱・制振加工を施しており、快適な車中泊が可能とのこと。
まさに秘密基地的なバンコンです。
ただ室内での移動時は腰をかがめる必要があるのはバンコンの宿命ですね。
快適性を追求するとサイズが大きくなり、重くなり、値段も高くなるのはキャンピングカーも同じ。
まだまだ私には手が届きません。
キャンピングトレーラー
今回のショーではキャンピングトレーラーが多く出展されていました。
ただトレーラーを引くためにはそれなりの車が必要になります。
また保管場所も必須であり、都会のマンション暮らしの場合はかなりハードルが高いと思われます。
郊外の広い庭のある一軒家住みの人用ですかね。
和室がコンセプトのキャンピングトレーラー。
たしかに和室風ですが、なんとも味気ない。
窓枠がアルミなのも気になります。
ここは木枠にしてほしい。
VANTECH
埼玉県所沢市日比田に本社を置く日本のキャンピングカーメーカー。
高級キャンピングカーメーカーとして知られています。
車両は安全性と快適性の相乗効果を発揮する技術を軸に開発されており、「Comfort with Safety:快適で安全」というポリシーの元、多くのキャンピングカーをリリースしています。
写真のようにかなり広い面積をとって多くの製品が展示されていました。
キャンピングカーアワード
今年のキャンピングカーアワードはNEWSの小山慶一郎氏が受賞したようです。
「ダヴィンチ6.0」は、FIATのデュカトをベースにし、ドイツのアグチ製本革シートをセカンドとフロント(オプション)に採用。
トイファクト リーが長年のバンコン作りで培ってきたスタイリッシュさを継承しながら、デュカトのサイズを生かしたゆとりあるレイアウトが特徴で、車両中央にキッチン、その対面にシャワー付きサニタリールームを配した本格的なバンコンとなっています。
ただワタシ的にはこれはあくまでも客寄せのためのPRにしか見えません。
キャンピングカーアワードはもっと革新的なアイデアや日本の国内事情に即した工夫、同時に経済性等の要素を含めたものを総合的に評価し決定してほしいと思います。
北斗 (株)オーエムシー
二人での旅を快適にすることを目的に開発された北斗。
ハイエースミドルルーフをベース車にしているので、比較的運転がしやすく、取り回しも容易です。
2段ベッドが設置されています。
今回のショーでは2段ベッドを設置したバンコンが多く展示してありました。
このように据付のベッドは毎日寝台を用意する必要がないのでかなり楽になります。
ただワタシ的にはあまり好きにはなれません。
写真を取り忘れた一番のお気に入り車両
今回のショーで一番良いなと思ったバンコン。
1500ccで燃費も悪くない。
その他色々な工夫がされていました。
「これはいい!」とスタッフさんと話したり、いろんなところを見ることに夢中になっているうちに何と写真を撮ることをすっかり忘れていました(汗)
何ということだぁ…
この車が良いと思ったポイントは色々ありますが、そのひとつとして靴箱が設置されていること。
靴箱はキャンピングカーの装備としては地味ですが、必須のアイテムです。
もちろん後付けもできますが、このようにコンパクトなものが設置されているとありがたい。
ウイングス プレミアム(セカンドハウス)
なんだかゴージャスな印象。
が、しかし、車中泊は何かと車内が汚れるので、こんなに真っ白では汚れが目について頻繁に掃除しなければならない。
またこんなに白いと何だか病室みたいで落ち着かない。
これほしいと思う人いるのかな??
まとめ
今回は金曜日だったので人も少なく結構ゆったりと見て回ることができました。
また女性の数がとても多かったことが印象的でした。
次回は後編を書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。