今年もやってアウトドアショーの季節がやってきました。
というわけで行って来ました。
今回は第2回目です。
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小物たち

キャンプギアの小物たちがこれでもかと展示してあるブースがありました。
このボードはメンテナンスGEARが展示されています。

蓄光マーカーとミニオイルライター。
蓄光マーカーは地味ですが非常に重要なアイテム。
テントのガイロープって夜は非常に見えにくい。
特にグループキャンプだとテントが密集するのでガイロープがアチラコチラに張り巡らされます。
で、夜になるとそれに気付かず足を引っ掛けてしまうことが多発しますね。
特に子どもがいるとそのたびに転んで大泣き。
おとなでも酔っ払っていると危険です。
そんなときにLEDマーカーや蓄光マーカーをガイロープにぶら下げておくと安全です。
点ける高さは子供の目線の少ししたがオススメ。

ミニライターが気になります。
SOIL minimalというブランドのようです。
調べるとこれは韓国のアウトドアブランド「MINIMAL WORKS」の日本国内向けブランドらしい。
ここで私の悪い病気が出ました。
この真鍮の鈍い光…
「欲しい…2,000円しないし、有ってもいいよね」
キャンプくじ(CAMP HACK)

CAMP HACKのブースで「キャンプくじ」をやっていました。
もちろんチャレンジ。


ハズレ…

賞品は結構良いものもありました。
「メタル薪}??
メタル薪って何?
メタル薪はユニフレームの製品で焚き火サポートGEARだそう。
使い方はファイヤーピットの底に置くだけ。
その上に薪を乗せて火を点けると空気の供給を促進し燃焼効率を上げるとのこと。
なるほど、これはアイデア商品ですね。
PICA RESORT
PICA RESORTは山梨県、静岡県、神奈川県、埼玉県で11箇所のキャンプ場を展開しています。



今年は30周年ということで記念シェラカップがありました。
カップに計量用の目盛りが入っているので何かと使えるやつ。
このように計量できるシェラカップは一つあると重宝します。
NORDISK

ノルディスクはデンマークにて1901年に創業された世界的なアウトドア・ライフスタイルブランド。
キャンプギア・アパレル製品の製造販売、グランピング・キャンプ場の開発などを手掛けています。
製品の特徴としては極寒の地・北欧で使用することを基準とした過酷な環境にも耐ることができる頑丈な設計にあります。
さらにシンプルでありながら高級感を感じさせるという点も人気となっています。



結構お安くなっていました。
型落ち?
しかしキャンプギアに型落ちはあまり関係ないですからね。



ノルディスクのブースはドンキのような、雑然とした感じの展示が行われていました。
しかしこのやり方は客に「どこかにお宝が隠れているかも♪」という期待をもたせ、滞留時間を伸ばすという効果があります。
tab.

「tab.」は『田中文金属株式会社』のアウトドアブランドで、主に焚き火関連のギアやアクセサリー類を開発・販売しています。


『tab. Extong (エクストング)』は長さ51センチの火ばさみが折りたたむと28センチになる焚き火トング。
折りたたんだ状態ではダッチオーブンなどの熱くなった蓋を持ち上げるためのフックが付いています。
私はダッチオーブンは使わないのですが、地味に便利な機能ではないかと。



ピンセットのように繊細な作業を可能にしたフォールディングトング。
爪先の角度を斜めとストレートの2種類にセットすることができます。
柔らかい食材や、ごまなど小さなものもしっかりホールドすることができるので、ある意味菜箸よりも便利かも。


スタッキングが可能なソフトコンテナ。
サイドウォールがしっかりしているので、写真のように重ねても潰れることがありません。
ソフトコンテナなので軽い。
小物の収納にはこのタイプが一番いいと思います。



SOOMLOOM
SOOMLOOMは中国広東省のアウトドアブランド。
キャンプ用品の開発、設計、生産と販売を行っています。
ネットでアウトドアギアを検索するとよく目にしますね。
製品は有名メーカーの商品をコピーしたものが多いですが、低価格で質も普通。
コスパは良いと思います。



FIREGRAPHIX
FIREGRAPHIXは家庭用据え置き型薪ストーブと同様の2次燃焼システムを搭載するアウトドア用コンパクト薪ストーブ「BLISS」や、ストーブ周辺で使用する道具を開発し、生産・販売までを行うブランド。
神奈川県秦野市にある株式会社 寿産業が運営しています。
今回のショーではテントサウナとストーブを展示していました。


フィールドでサウナを楽しめるテントサウナ。
ただこのサウナを楽しむ場合はせめて2泊以上しないと、設営、撤収が忙しい。
またすぐに飛び込めるきれいな川・湖のそばのサイト必須です。
サウナフリークなキャンパーは思わすポチリたくなるやつ。
ただしサウナテントとストーブ一式を揃えるためには万札が最低15枚ほど必要なので、ポチる指には相当な力が必要です。



右のステンレスモデルは165,000円。
左端の斜めに写ってるチタン製のものは330,000円!


FIREGRAPHIXと姉妹ブランドのCAPコラボ バギーチェア。
荷物を運ぶことができ、運搬が終わったらローチェアとして使用できます。
なかなかのアイデア製品。
でもタイヤのストッパーは付いていないようだったので、傾斜地での椅子使用としては少々不安があります。

JAGUY(ヤガイ)


ギアコンテナ。
ウェービングにバック、ポーチなどが簡単に装着・固定可能。
全面保護パット入りで内部のギアをしっかりと保護する事ができるそう。
底面は汚れなどを落としやすい耐久性のあるターポリン素材を使用し、本体にはカップなどを掛けられるカラビナループ、カラビナ型ボトルオープナーがついています。
内部には好きなサイズに調整可能なデバインダーが2枚付属されているので仕分けして収納できる。

SILVARANT(シルバーアント)


シルバーアントは中国のチタン製品専門ブランド。
日本に上陸したのは2022年3月。
7人のフリーランスが集まり、シルバーアントJAPANが誕生したそう。





いろいろなチタン製品が並んでいました。
熱伝導性が低いチタンはカップやクッカーに最適の素材。
値段が張るのが玉にキズ。
LALPHA
LALPHAは新潟県燕市にある会社。
燕市は古くから洋食器の生産に携わり、現在では日本を代表するアウトドアギアの生産地として知られています。

真空スリムジャグ。
1.8Lと大容量ながらスリムでシンプルなデザイン。
真空二重構造の高い保冷性と広口のボトルは氷のストックに適したサイズ感となっています。




この缶クーラーはこれからの季節の必需品です。
缶ビールを10分放置していても冷たいまま。
この手のGEARを持っていない人は今すぐネットでポチってください。
37CAMP
37CAMPは、2017年からスタートしたキャンプ用品のガレージブランド。
コンセプトは「機能性の高いシンプルでカッコイイキャンプギア」&「剛性」。
自分たちが“欲しい”と思った製品を作るということで、個性的なアイテムが多く揃っていました。


カトリペグ。
地面にさして蚊取り線香を焚くことができます。
これは良いアイデア。
テーブルの下やシェルターの中など、ペグが刺さるところならどこででも蚊取り線香を焚くことができます。
コレ欲しい!


ユニットコンテナ。
このコンテナを左右に置いてブリッジパーツでつなぎ天板をセットするとローテーブルになります。
スノーピークのIGT規格に合わせてあり、同じ規格の他社ユニットがセットできるそう。
因みに“IGT規格”とはスノーピークが販売している「アイアングリルテーブル規格」の略称。
多彩なオプションが用意されており、バーナーをインストールするなど自分の使い方に応じてカスタムできます。
使い勝手の良さからキャンパーに非常に人気で、スノーピーク以外の様々なメーカーやガレージブランドからもIGT規格対応のテーブルが販売されています

コンテナなので荷物も収納できる。
これは結構スグレモノじゃないか?
Hilander(ハイランダー)
ハイランダーは大阪にある株式会社ナチュラムのアウトドアブランド。
“キャンプフィールドで活躍するアウトドア・プロダクトの機能性やデザイン性で非日常(=キャンプライフ)と日常(=デイリーライフ)をシームレス&ボーダレスに繋いでいく”ことがコンセプト。




ここにもIGT規格のテーブルが。
今後もIGT規格の製品が増えてきそうです。
スクテーブル もくらん

台湾のRBY WOOD DESIGNという木製家具ブランドのテーブル。
分解しパーツを重ねて運搬し、フィールドで素早く組み立てることが可能。
実に個性的なテーブルです。

日本限定の六角テーブル。
真ん中の空間にファイヤーピットが置けそうですが、木製なので焦げること請け合いです。
日本ではあまり見かけない個性的なデザイン。
BREBE WORKS
世界で唯一、5工程をトータルでこなせる製本機をつくる「ホリゾン」が運営するブランド。
滋賀県高島市に拠点があります。
ワットノット社の「ワンタッチバスケット」
機能的でコスパ抜群のマルチ収納ボックスとして人気上昇中です。
このワンタッチバスケットをさらに使いやすくするGEARが出展されていました。




さらにここにもIGT規格に準じるアイテムが。
新しく参入するメーカーがIGT規格に準じる製品を多く出していくと、そのうちキャンプギアの標準規格になってしまうかもしれません。
それはそれで面白いかなぁと思います。
KAKURI
『KAKURI』はものづくりの街・新潟県燕三条地域で大工道具づくりから生まれたアウトドアブランド。
新潟県三条市といえば“鹿番長”ことキャプテンスタッグが有名ですね。




いろいろなアイテムが展示されていました。
それらを手にとって観察しましたが、どれもしっかりとした作り。
製品のラインナップも幅広く、これからの動きが楽しみなブランドです。
Holy Ground

Holy Groundは東京都墨田区にある「富士ゴム化成株式会社」が展開するアウトドアブランド。
名前の由来は、近くの浜辺で気の合う仲間達と焚き火を行う場所を「聖地」と呼んでいたことからつけたそうです。
なんとなく気持ちがわかる(笑)
主力商品は焚き火台。
コンセプトは『非日常を味わうための焚き火台』であり、他社製品には見られない「和柄の一枚絵」をレーザー加工でくり抜いた鉄製の側面パネルが特徴です。
揺れる炎により一枚絵は瞬きはじめ、パターン柄と違い、見る場所や角度、時間により様々な表情を映し出します。





焚火の炎を楽しむばかりではなく、炎のゆらぎが作る影をも楽しむことができる焚き火台です。
実際にこれで焚き火している様子を見てみたいと思いました。
自分が描いた“絵”のオーダーメイド焚き火台も作ってくれるそうです。
Hypershell Pro X


Hypershell Pro Xはアウトドア用エクソスケルトン(強化外骨格)のHypershellです。
これを装着すると山登り等の歩行が楽になるということですが、キャンプでは特に必要ないかなぁ…
と言っても「アウトドアショー」なので、アリですね。
Muthos Homura(ミュートス ホムラ)

Muthos Homura(ミュートス ホムラ)は新潟県三条市にある株式会社小林工具製作所が展開するアウトドアブランド。
ブッシュクラフトナイフ「Prominence MH-001」が有名です。
燕三条は新潟県の燕市と三条市をあわせた地域の呼称。
この地は昔から金属加工業が盛んで、刃物、金物、洋食器などの生産で知られています。
これらの産業はアウトドア製品を作るための技術やノウハウの蓄積があるので、必然的にアウトドアギアブランドが名乗りを上げています。
Muthos Homuraは3D‐CADや3Dプリンター、レーザーマーキングマシン等の最新技術を駆使した「機能美」に溢れた製品に特徴があります。












これでもかという刃物の展示。
これらの鈍い光を放つナイフや斧には妖しい魅力がありますね。
まとめ
今回のショーではキャンピングカーも結構な台数展示されていました。
が、しかし、それも見ていくと時間が足りないので今回はスルーしました。
悪しからずご了承くださいね。
次回はアウトドアショーレポートの第3弾をお届けします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。