キャンプ道具や装備を実際に見て、触って、そして使ってみた感想を紹介する「Camp Gear Impressions」
今回はDODの「秘密のグリルちゃん」をレポートします。
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超絶コンパクト!
秘密のグリルちゃんの包装はとにかくコンパクト。
しかも軽い!
箱から出します。
中身はさらにコンパクト!(当たり前か…)
収納バッグから出しました。
ええ〜?
こんなんでちゃんと焚き火ができるのか??
私のファイヤーピット選択の基準が「市販の薪がそのまま使えること」であり、この秘密のグリルちゃんはそれが可能と考えていたのですが、この段階でイヤーな予感が…
組み立て
くるくる巻いてある本体を展開し、四隅の脚を起こします。
この段階では本体をつないでいるのが“網”なので安定しません。
本体に支柱を差し込みます。
この支柱が本体を固定し安定させます。
スティック状の焼き網を本体にセットしていきます。
スティックの片方を支柱の凹んだ部分にひっかけ、片方の支柱を寄せてフックを引っ掛けるとOK.
この作業には多少のコツが必要ですが、何回かやるうちに自然にそれがわかりました。
全ての焼き網をセットすると完成です。
果たして薪はちゃんと乗るのか?
市販の薪を載せてみました。
真っ直ぐに薪を入れるとはみ出てしまいますが、斜めに入れると収まります。
薪を切らずに済みそうです。
ただ写真の右側の焼き網が中央にずれています。
薪を入れるときや何かが当たったりするとこのようにずれてしまいます。
こうなったらそれを元の位置に戻すときに結構な力がいります。
ずれるときはするっと動くのに、なかなか戻らない。
これ、結構頻繁に発生するのでちょっと困ります。
戻すときにもコツがあるんだろうなぁ。
本体網と焼き網のスペースが狭いかも
薪を入れた状態を横から撮りました。
このように本体の網と焼き網とのスペースはかなり狭いです。
そのため太めの薪や炭を複数載せるのはかなり難しそうです。
これが影響するのは調理するときですね。
調理するときは薪や炭ではなく豆炭や生成炭を使用するとうまくいくと思います。
ただ焚き火だけのときは焼き網を外したり、薪を焼き網の上に載せるというやり方もあるので問題なく使用することができます。
実際に本体の網と焼き網に薪を載せて薪に火をつけたところ、かなりゴージャスな焚き火になりましたよ。
SPEC
サイズ | (約)W34×D34.5×H19.5cm |
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収納サイズ | (約)W30×D7×H5cm |
重量(付属品含む) | (約)610g |
材質 | ステンレス |
静止耐荷重 | 焼網:5kg 焚き火網:2kg |
付属品 | キャリーバッグ |
その他特徴 | 焼網サイズ:(約)W23×D15.5cm 焚火網サイズ:(約)W24×D24cm |
まとめ
「秘密のグリルちゃん」は非常にコンパクト、軽量ながらファイヤーピットとして十分に機能するスグレモノです。
市販の薪はそのまま使用することができますが、できれば縦に割ったほうがスムーズかと思います。
またグリルとして使用する場合は炭よりもコンパクトな豆炭や生成炭を割って使用したほうが良いでしょう。
改善してほしい点としては焼き網が動いてしまうこと。
これは支柱の凹みをもう少し角度をつけ深くすることで回避できるのではないでしょうか。
秘密のグリルちゃんは荷物を最小限にする必要があるハイキングやバイクを使用するソロキャンプに威力を発揮するファイヤーピットだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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