富士五湖の一つ山中湖畔にある「RECAMP山中湖」に行ってきました。
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辿り着けない!
都内からカーナビに住所を入れてそれを見ながら走ったのですが、ゴール地点に行ってもそれらしき場所は見つかりません。
40分くらい彷徨ったあと、最後の手段で夜間緊急連絡先の電話番号にかけてみると係の方につながりました。
「あー、住所検索だとちゃんとした場所を表示しないんですよね。Googleナビでキャンプ場の名前を入れてもらえると大丈夫です」とのこと。
どうやら他にも迷う人がいるようです。
それならそうと最初からサイトにそう書いておいてくれ!
Googleナビで名前を入れて無事に到着。
住所検索とは全く違った場所でした。(どうなってんの??)
RECAMP山中湖
RECAMP山中湖は今年の7月にオープンしたキャンプ場です。
元々はテニス場があった14,000㎡の土地に作られたキャンプ場なので、全体がフラット。
それを物語る審判台がところどころに置いてあります。
テニスコートだっただけあって周りには立木等はなく自然感はありませんが、キャンプデビューに最適ないわゆるやさしいキャンプ場です。
キャンプ場はA〜Eのエリアに区切られています。
エリアCとEは車の乗り入れが可能で、私はエリアEを選びました。
これが後々失敗だったことが判明します(汗)
エリアEは他のエリアより少々低くなっています。
車を入れる時に地面が水分を含んでいて車輪の轍跡がつきます。
このときに気づけばよかったのですが、やっと到着したという安堵感からチェックすることをを忘れていました。
到着したのが日曜日だったのでキャンパーは数組。
静かな時間を過ごせそうです。
絶景のロケーション
キャンプ場の西側は平坦なススキ野原が広がり、その向こうには雄大な富士山。
まさに絶景です。
最低気温-5°
標高が1,000メートルほどにあるため、天気予報では最低気温が-5°。
暖房機器が必須です。
薪ストーブを持っていくことも考えましたが、薪ストーブは常に薪をくべ続けないといけません。
それでは寝ている間に消えてしまうので、今回は新兵器の石油ストーブを試すことにしました。
トヨトミの石油ストーブ「レインボーランタンストーブ」です。
灯油を使用する対流型のストーブで、写真のように横から見るとガラス外筒に色の異なる輪ができて、ランタンよろしく地面を明るく照らしてくれます。
4.9リットルの灯油で約20時間燃焼します。
夕方になり気温が急に下がってきたので火を入れました。
私はテントではなくモンベルのアストロドーム(L)をつかっているのでかなり大きな空間があります。
この空間をちゃんと温めてくれるか少し心配。
とりあえずシェルターを締め切って火力を最大にしました。
結論から先に言うと、薪ストーブの「外はアラスカ中は南国」というような強力な暖房能力はありませんが、シェルター内でアウターを脱いでいられる程には温めてくれました。
闇に浮かぶ富士山のシルエット。
空は晴れ渡り満天の星が…
都心では絶対に見ることのできない光景です。
早朝外に出ると身を切るような寒さ。
風がないのが救いです。
愛車も氷漬け状態。
こんな中でぐっすり眠れたのはストーブのおかげです。
早朝山中湖の上に漂うモヤに浮かぶ富士山が幻想的な姿を見せてくれました。
キャンプ飯
今回は寒いと言うこともあり、ディナーは鍋がメイン。
仕上げは雑炊です。
あと酒のお供にチーズとチキンのニンニク炒め。
朝は手軽にピザとレトルトのクラムチャウダー。
クラムチャウダーはストーブの上で温めます。
まとめ
RECAMP山中湖はキャンプデビューの人や小さな子供がいるファミリーに向くキャンプ場です。
また富士山命のキャンパーにもオススメです。
ただ寒い季節は地中の水分が凍って霜柱となりそれが日中の陽の光に暖められて溶けるということを繰り返すので地面がなかなか乾かず、昼間はぬかるみ状態になります。
特に今回選んだEエリアは他のエリアよりも少し低いためその度合いが顕著でした。
普通に歩いても泥で足が滑るような有様で、非常に難儀しました。
なのでこのキャンプ場のベストシーズンは春から秋だと思います。
とはいえ、今回刻々とその姿を変える富士山にとても癒されたキャンプでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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