ソロキャンプでの過ごし方

キャンプあれこれ

キャンプ場に到着し、設営も完了。
さて、次は何しよう…
え?何したら良い?
などと軽く悩んでしまう人がいるそうです。
特にソロキャンプであればこれは結構深刻な問題。
巷には「ソロキャンプってやることがないから退屈」と感じている人もいるとか…

皆さん、ソロキャンプで何やってますか?

というわけで、今回は「そろキャンプで何やってる?」について書いてみます。

ソロキャンプでみんな何してる?

キャンプに来たからといって、何かをしなければならないということはありません。
何かをしてもいいし、何もしないのもいい。
設営は必須ですがね。
で、やることやったら後はアナタの自由。
ところがこの“自由”という奴がクセモノで、現代の若者はフィールドに来て「自由にやれ」と言われても困ってしまうんです。

そこでソロキャンパーがフィールドで何をしているのかについてのアンケートの結果を覗いてみました。

あなたはキャンプ場で何してますか?

1 料理に凝る

自分の好きなモノ、料理を好きなだけ好きなときに食することができるのがソロキャンプ。
周りの腹具合を気にすることなく、自分の状態に合わせることができます。

また“映え”を狙って家では絶対に作らないような料理、盛り付けを楽しむことができますね。
ただ料理はそれを作るのが好きな人限定の時間の使い方。
私なんぞは早い・安い・美味い三拍子揃ったスーパーの惣菜をよく利用します。
冬場はたいてい鍋ですかね〜。

2 焚き火に凝る

焚き火に集中する。
意外とアンケートではこれが最多数。
焚き火は火口製作から熾火まで、凝る要素が多い。
また火が安定したら、自分のペースで薪を追加しながら、後はじっとそれを見つめているだけであっという間に時間が経ってしまいます。
“火と遊ぶ”ことができるのがキャンプの醍醐味。
このアンケート結果はよくわかります。

3 コーヒー(趣味)に凝る

フィールドではコーヒー等の嗜好品がいつもよりも美味しく感じますね。
そのせいかフィールドに来たらそれらをいつもより手をかけて作り味わう人が多いようです。
コーヒーなら豆を焙煎するところから始める人も。
特にコーヒーに限って言えば最近は色々なGEARが並んでいるので、いくらでも凝ることができます。
ただ、どれほど凝って時間をかけても味がそれに比例して良くなるわけではないのですが、やっている本人はいたって満足だから良いんです。

4 フィールドを散策する

フィールドを散策して自然を満喫するという意見も多く見られました。

また歩きながら他の人のGEARやその使い方を見て参考にするという人も。
確かに同じGEARでもネットで見るより実物を見たほうがサイズ感、質感がよく分かるし使い方もよくわかります。
さらにタープの張り方は人により違うので参考になりますね。
ただし人のサイトや道具、使い方を“凝視”するのは控えたほうが吉。

5 ひたすら酒を嗜む

フィールドではなぜか酒がうまい。
それに飲みすぎても次の日にあまり響かない。
これは不思議な現象です。
いい空気、景色、それにリラックスしているからですかね。
このアンケート結果は私も同感です。

6 仕事する

フィールドにPCを持ち込んで仕事する人が結構いました。
え!仕事するの?
ちょっと絶句…
まあ最近はリモートワークでどこでも仕事することができるし、ソロキャンプという環境だと集中して取り組むことができますからね。
わからないでもない…

7 GEARの手入れ

キャンプで使用する愛用のGEARを使用する前にじっくり手入れする。
確かに時間を長く使うことができるソロキャンプならではの過ごし方です。
使用する前にしっかり手入れすることでGEARを調子よく長く使うことができますね。

8 ポジティブに何もしない

“暇という贅沢を存分に味わう”という回答も随分多くありました。
これも意外な答えだったのですが、日頃ストレスの多い環境に身を削られているからこその過ごし方だと考えると合点がいきます。
自ら「〜しよう」と思うまで何もせず贅沢に時間を使うのもソロキャンプならではの過ごし方ですね。

こんな過ごし方もあるよ

これまでアンケートによるいくつかの過ごし方を書いてきましたが、ここからは「こんな過ごし方もあるよ」という提案です。

1 ブッシュクラフト

ブッシュクラフトとは「自然の中にある素材と最小限の道具を使って生活に必要なモノを作る」ことをいいます。
フィールドに落ちている枝や木片等をナイフや斧という道具のみを使いテーブルや椅子、トライポッド等を作ったりします。
いきなりテーブルや椅子を作るのはハードルが高いので、簡単なものからチャレンジするといいでしょう。
【例】
・箸
・スプーン、ヘラ、しゃもじ
・フェザースティック
・ペグ
自分が作った道具は出来や見栄えが悪くても使うことが楽しくなること請け合いです。

2 燻製作り

燻製作りにチャレンジするのはどうでしょうか?
燻製作りには煙や匂いがつきもの。
だからこそアウトドアでチャレンジするのがオススメなのです。

燻製作りは奥が深く、美味しいものを作るにはコツと経験が必要になります。
それゆえ失敗を繰り返し、そして上手に燻せたときの喜びは格別です。
うまく燻すことができると食材が美味しくなるのはもちろん、保存性も高くなります。
フィールドで作った燻製を持ち帰って振る舞うこともできますよ。

燻製作りの方法や道具等の情報はググれば山ほど落ちています。
最初から完璧を目指すのではなく、先ずはやってみましょう。

まとめ

ソロキャンプでの過ごし方は人それぞれであり、基本やりたいことをやればいいのです。
ただ「何をしたいのか」がわからない場合は、とりあえず早めに火を起こして焚き火のお世話をしましょう。
そして焚き火をしながらお腹が空いたら何かを作り、のどが渇いたら何かを飲む。
それ以外はただ揺れる炎を見てるだけ。
これだけでも随分リラックスできますし、癒やされます。

というか、キャンプってこれだけで十分じゃん。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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36年間キャンプに親しんできた管理人が、培ってきた経験やTipsを共有するためのブログです。

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