「ソロキャンプで使うシュラフはどれが良いの?」とお悩みのあなたへ、私が独断と偏見で「これだ!」というものをいくつか紹介します。
その前にシュラフの選び方について簡単にまとめておきましょう。
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シュラフの種類
シュラフは大きく分けると以下の3つに分けられます。
・夏用
・3シーズン用
・オールシーズン用
夏用は中綿が少なくコンパクトに収納できますが、寒い季節では使えません。
3シーズン用は春から秋にかけて使えますが、冬は十分な保温ができません。
オールシーズン用は冬を含めて一年中使えますが、中綿の量が多く収納時にかさばります。
さらに形でも2つに分けることができます。
・マミー型
・封筒型
一般的にマミー型はコンパクトに収納でき、封筒型よりも軽くなります。
*シュラフについては「キャンプ入門 シュラフ」で詳しくまとめていますので、こちらを参考にしてください。
シュラフの選択のポイント
【ポイント1 移動手段】
車で移動する場合は収納時に多少かさばっても重量が重くても問題にはなりません。
バイクやリュックを背負って徒歩や公共交通機関を利用する場合は、軽くコンパクトに収納できるものにすべきですね。
【ポイント2 気温(季節)】
夏場しかキャンプしない場合は3シーズン用で十分ですが、冬場にもキャンプする場合はオールシーズン用を選びましょう。
ただ、オールシーズン用はそれ以外のものに比べると収納時にかさばり重くなります。したがって、車での移動をオススメします。
以上シュラフについて簡単に説明してきました。
これからはオススメのシュラフをいくつか紹介していきます。
マルチレイヤースリーピングバッグ(コールマン)
コールマンの封筒型シュラフです。
シュラフが3つのレイヤーに分かれており、それらを組み合わせることで複数の気温帯で快適な睡眠が取れます。
また丸洗いができるので、メンテナンスが楽ですね。
ただ、収納時はかなり大きくなり重さも5kg弱あるので、車移動が必須と言えます。
フォルス スリーピングバッグ UB-36(キャプテンスタッグ)
マミータイプのシュラフです。
オールシーズンのシュラフで、軽量で保温力に優れ湿気に強い中空ポリエステル繊維(ワンサーモファイバー)を中綿に使用しています。
ダブルファスナーで上下から開閉。少し暑い時は足元のファスナーを開ければ温度調節が可能。
快適温度 -3℃
限界温度 -9℃
真冬でも寒冷地や高地以外ならヒートテックのようなものを着込んでシュラフに入ることで快適に眠ることができるでしょう。
重さは1.8kgほどありますが、中綿が多い分収納時もややかさばるのはある意味仕方のないことだと言えます。
ホワイトグースダウン(RUMIA)
最後に紹介するのは格安の封筒型ダウンシュラフです。
このシュラフはホワイトグースダウンを中綿に使っており、オールシーズンで使用することができます。
ダウンシュラフとしては破格の値段なのですが、中国のメーカーということでうなずけます。
カタログでは限界温度が-29℃となっていますが、諸般の事情を勘案して50%としても-10℃くらいまでは大丈夫であると考えると、非常にコストパフォーマンスが高いのではないかと思います。
2つのシュラフをつなげたり、完全に開いて敷布団にしたりと、幅広い使い方ができます。
ただ、稀に獣臭が残っている場合があるので、そのときは陰干しをして完全に乾かしてから使う必要があるようです。
私的には今年の冬用のシュラフとして秋口に購入を考えています。
以上、シュラフについて書いてきましたが、シュラフは非常に多くの種類があります。
そのため、季節とシュラフのスペックさえ間違えなければ自分の好きなものを買っても問題ありません。
またシュラフのスペックが不足しているときは、インナーシュラフを入れることでそれをカバーできますし、ぶっちゃけ毛布を持っていって中に折り込んでその中に潜り込んでしまえば大丈夫です。
キャンプ道具はどれを買うか迷うこと自体が楽しいので、皆さん悩んで迷って購入してください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次はシュラフマットのオススメについて書く予定です。
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