やらかし事件簿(雨キャンプ編)

Tips

キャンプの日が近づくにつれて天気予報とにらめっこ。
「小雨くらいなら大丈夫だろう」
そう思って出かけた結果、数々の失敗を経験してきました。
しかし、その失敗のおかげで今では雨キャンプも楽しめるようになりました。
今回は実際によくある失敗談と、その原因・対策をご紹介します。

1 サイトが水没

【状況】
設営した時は平らで快適そうに見えた場所。
ところが夜中から雨が強くなり、様子を見ようとテントを出ると周囲が水没しかけていました。
テントの床からは水が滲み出し、シュラフもところどころ濡れている…。
辺りは真っ暗で、これからテントを移動させるのも厳しいので、テントの中に置いていた荷物を車に移し、シートを倒して急遽車中泊に切り替えました。
普通の車だったのでシートの段差で寝にくく、身体が痛くなりましたよ。

【原因】
少し低くなっている場所や水の通り道に設営していたためです。

【対策】
・雨予報のときは周囲より少し高い場所を選ぶ
・雨が流れた跡がないか確認する
・窪地や谷状の場所を避ける

2 温泉に行っている間に荷物がびしょ濡れ

【状況】
雨は弱かったのでタープだけ張って温泉へ。
戻ってみると風向きが変わり、雨脚も強くなっていました。
そのためうまくタープの下に置いたつもりのテーブルもチェアも寝袋もびしょ濡れ。
テーブルやチェアは拭けば済みますが、寝袋が濡れていたのは大ダメージでした。

【原因】
天候の変化を甘く見ていたためです。

【対策】
・サイトを離れる時に絶対に濡らしてはいけない荷物は車の荷室やテントの中に移動させる。
・荷物は防水コンテナに収納、もしくはフィールドラック等の上に載せる。
・雨予報の日は常に最悪を想定する

3 グランドシートがはみ出していた

【状況】
朝起きたらテントの床に水が染み出していました。
外へ出てチェックするとグランドシートがテントより外にはみ出しており、テントを持ち上げてみるとグランドシートはしっかり雨水をためていました。

【原因】
シートが雨水を受け皿のように集めていたためです。
グランドシートは水を通しません。
ということは溜まった水もしっかり溜めてしまいます。
グランドシートがテントの外にはみ出してしまうと、その部分に降った雨水が地面に染み込むこと無く溜まり続け、やがてテントの床から染み出します。

【対策】
グランドシートはテントより小さく折り込み、テントの外にはみ出さないように敷く。

4 タープが高すぎて雨が吹き込んだ

【状況】
開放を重視して高く張ったタープ。
少し高すぎるかなと思いましたが面倒なのでそのままにして風向きが変わるたびに椅子を移動させて凌いでいましたが、気がつくと服はしっとりと濡れて寒い思いをすることに。


【原因】
タープを「開放感」重視で張ったこと、高さ調整を面倒がったこと。

【対策】
雨の日は低めに設営し、風上側を下げる。

5 雨水溜まりでタープが倒壊

【状況】
本降りの雨の中テントで就寝。
朝起きてみるとタープが倒れており、その下に置いていた荷物がしっかり濡れていた。

【原因】
タープに雨水を流すルートを作っていなかったので雨水が溜まり、その重みで倒壊したもの。

【対策】
雨キャンプではタープに水のルートを作りましょう。
対角線にあるポールを低くしたり、タープの外辺の使用していないグルメットにガイロープを掛け、低めにペグダウンします。
こうすることでタープに“雨樋”が出来て、雨水はそこを流れ落ちるので水が溜まることがありません。

6 朝起きたら結露で寝袋が濡れていた

【状況】
雨を防ぐためにベンチレーター含め全部閉鎖して寝ました。
翌朝、テントの内側は水滴だらけで、荷物、寝袋がいい具合に濡れていました。

【原因】
湿気の逃げ場がなくなっていたため。

【対策】
冬キャンプでも結露対策は必要ですが、雨の日でも適度な換気を行わないと結露が発生します。
テントの中に入れていた荷物やシュラフが濡れるという皮肉な結果に
そのため、テントのベンチレーターは開放し、テント内の空気の循環を確保しましょう。

6 乾燥をサボってカビ発生

【失敗】
「疲れたから明日でいいや」と考え、次の日完全にそれを忘れてしまい、数日後慌ててテントを開くとカビ臭が…。

【原因】
濡れたまま放置したためです。

【対策】
帰宅後は必ず24時間以内に乾燥させる。
カビとポリエステルの加水分解による劣化防止のため、必ず乾燥させましょう。

まとめ

雨キャンプの失敗は、ほとんどが「少しくらい大丈夫だろう」という油断から始まります。
しかし見方を変えれば、雨キャンプはキャンパーとして成長する最高の経験でもあります。
・設営場所を見る目が養われる
・タープワークが上達する
・装備の重要性が分かる
・自然への対応力が身につく
私自身、数々の失敗を経験してきましたが、その失敗が今の快適なキャンプにつながっています。
もし雨予報だからといってキャンセルを考えているなら、しっかり準備をして一度チャレンジしてみてください。
晴れの日とは違う静かで幻想的なキャンプを楽しめるかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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36年間キャンプに親しんできた管理人が、培ってきた経験やTipsを共有するためのブログです。

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