食器類はキャンプでなくてはならない必需品であり、現在様々な種類の食器が販売されています。
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カトラリー(箸、スプーン等)
箸やスプーンは自宅で使っているものを持って行くのが一番簡単でコストもかかりません。百均でサイズの合うケースを調達しその中にまとめて入れて持っていくと良いと思います。
ただ、ソロキャンプや登山等でできるだけ荷物を小さくまとめたい場合もあると思います。そういう場合にぴったりなカトラリーが販売されています。
これらのカトラリーは軽くコンパクトなので、リユックの小さな隙間に収まりますし、ソロキャンプにぴったりですね。
車で移動するキャンプの場合は大袋に入った割り箸を持っていくと洗う手間もいらず、焚き火のスターターにもなるので便利です。また割り箸は先を削って尖らせると肉を刺す串にもなります。角ばった割り箸は刺した肉が回転しないので使いやすいですよ。
ファミリーキャンプでお子さんがいらっしゃる場合などは、竹や地面に落ちている小枝を削って箸を作るのもいいでしょう。子供たちが喜ぶこと請け合います。ただ、使うときはよく洗うことを忘れないでください。
食器
ソロキャンプの場合はクッカーやスキレットから直接食べることが多いと思いますので、ある意味食器は不要とだとも言えます。
ファミリーやグループの場合はキャンプ用の食器を揃える必要があります。
◆キャンプ用の食器に必要な要素
キャンプ用の食器に必要な要素は以下となります。
・軽いもの
・割れにくいもの
・スタッキング(積み重ね)できるもの
以上の要素を兼ね備えた素材として色々なものがありますが、代表的なものとその特徴をまとめました。
- 紙製
メリット
①安価
②燃えるゴミとして捨てることもできるので洗う手間がかからない
デメリット
①軽すぎて食材が乗っていても風に飛ばされやすい
②曲がりやすいので持ち方にコツがいる
- プラスチック
メリット
①安価
②軽い
③熱が伝わりにくい
④カラフル
⑤落としたくらいでは割れない
デメリット
①金属製のカトラリーを使うと傷が付きやすい
②火のそばに置いておくと熱で変形する
③軽いので風に飛ばされやすい
④食材や調味料で変色する場合がある - ステンレス
メリット
①丈夫で割れにくい
②傷がつきにくい
③熱に強い
デメリット
①数が集まると重い
②熱伝導性が高いので料理が冷めやすい
- ホーロー
メリット
①丈夫
②汚れが落ちやすい
③独特の質感がある
デメリット
①衝撃を受けるとガラス質が割れやすい
②熱伝導性が高く熱いものを入れると素手で持てない場合がある
③熱伝導性が高く料理が冷めやすい
以上キャンプ向けの食器の素材について書いてきましたが、それぞれ一長一短ありますね。私的にはプラスチックの食器が手軽でコストパフォーマンスが良いと考えています。
これらの食器はたいていセット販売されています。セットの内容をよく確認して、キャンプの参加人数に合ったものを購入するようにしましょう。
万能食器 “シェラカップ”
キャンプ向けの食器の中でイチオシというとやはり“シェラカップ”でしょう。
シンプルな構造で軽く、いくつもの使い方があるシェラカップ。これは是非持って欲しいアイテムです。
私は30年前に買ったシェラカップをいまだに愛用しています。
◆シェラカップの特徴
①軽くて丈夫
構造がシンプルで、それ故丈夫で長持ちします。
②いくつもの使い方がある
・飲み物やスープを飲むためのカップとして使う
・料理を入れる食器として使う
・直接火にかけられる鍋として使う
・計量カップとして使う
シェラカップの最大のメリットがここにあります。ソロキャンプのときの食器はこれ一つで十分なほどです。
③メンテナンスが簡単
使用した後ティッシュや首にかけたタオルでさっと拭くだけできれいになります。
◆シェラカップの素材
シェラカップの素材はアルミ、ステンレス、チタンなどがありますが、ステンレス製のものがコストパフォーマンス的にもっとも良いと思います。
このように万能であり、丈夫で長持ちする道具は他にありません。シェラカップはキャンプ必携の道具だと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次は水タンクについて書く予定です。
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