キャンプ道具のメンテナンスと保管方法

Tips

キャンプ道具は帰宅後30分で寿命が決まる!

「キャンプから帰ってきた…。疲れたから荷物は車に積んだままでいいや。」
これ、実はキャンプ道具にとって一番かわいそうな扱いです。

コレを繰り返すと
テントはカビ、シュラフはぺちゃんこ、ペグはサビ、クーラーボックスはニオイが…。

キャンプ道具は決して安い買い物ではありません。
でも、ほんの少し手入れするだけで5年、10年と付き合える相棒になります。
今回は、私が帰宅後に必ずやっている「30分メンテナンス」と、それぞれの道具に最適な保管方法をご紹介します。

なぜメンテナンスが必要なの?

キャンプ道具の敵は「汚れ」ではありません。
本当の敵は、
・湿気
・紫外線
・高温
・サビ
・カビ
です。
泥が少しくらい付いていても問題ありませんが、湿ったまま収納すると一気に寿命が縮みます。
「次のキャンプで乾かそう。」
そう思った道具ほど、次に袋を開けた時にはカビの香りで歓迎してくれます(笑)。
さらにポリエステル素材のGEARは「加水分解」を起こし、一気に劣化が進みます…怖っ…。

テント・タープ

必ず完全に乾かします。
雨の日はもちろん、晴れの日でも朝露で意外と濡れています。
収納する前に完全乾燥させるのが基本。
特にポリエステル素材のモノは加水分解を起こさないためにも“完全に乾燥”させましょう。

もし雨撤収だったなら、帰宅後できるだけ早く広げます。
自宅エリアでも雨だったら屋根の下の物干し竿や、場合によってはリビングで広げます。
土汚れがついていれば、濡れついでだから風呂場等で水洗い。
泥は柔らかいブラシで落とします。

強い洗剤は防水コーティングを傷める原因になるので、水洗いが基本です。

ポール・ペグも忘れずに金属部分は水分を拭き取り、しっかり乾燥させます。
特に鉄製のポールの場合、これをやらないと間違いなく錆びます。
しかも外側ではなく乾燥しにくい内側が錆びる。
私は乾燥させた後、防錆剤をポールの内側に噴霧して収納します。

おすすめ保管場所
・室内の押し入れやクローゼット
・風通しが良い部屋
・収納袋は軽く口を開けておくと湿気がこもりにくい
車内保管は真夏にはおすすめしません。

シュラフ・マット

陰干しする。
帰宅したらまず広げましょう。
寝汗や湿気は思った以上に残っています。

できれば圧縮したままの保管は避けましょう。
ダウンも化繊も、長期間圧縮するとふくらみが戻りにくくなります。
付属の収納袋ではなく、大きな袋やメッシュバッグで保管すると長持ちします。

シュラフもポリエステル製であれば加水分解を起こす可能性があるので乾燥はしっかりやりましょう。

エアマットも陰干しして湿気を飛ばします。
さらに保管する場合は軽く空気を入れた状態にして大きめの袋にいれて保管することで、内部の素材への負担を減らせます。

おすすめ保管場所
・クローゼット
・押し入れ
・直射日光が当たらない場所

バーナー・ランタン

使用後は油や煤(すす)を拭き取りましょう。
燃焼口に虫やホコリが入っていないかも確認します。

【ガス用製品】
ガス缶は直射日光を避け、高温になる場所では保管しない。
夏場の車内放置などもっての外です。

【ガソリン用製品】
タンクに残ったガソリンは、短期なら抜かずに保管しても問題ありませんが、長期間使用しない場合は結露によるタンク内部の錆防止のためにも抜き取っておきましょう。

おすすめ保管場所
・室内収納棚
・風通しの良い物置

クーラーボックス

意外とカビが発生しやすい道具です。
中を洗ったら、水滴を完全に拭き取りましょう。
最後にフタを少し開けた状態で保管すると、ニオイやカビを防げます。

私はさらに消毒用アルコールを内部にスプレーしてそれが乾いた後に収納しています。

おすすめ保管場所
・室内
・玄関収納
・物置(湿気が少ない場所)

クッカー・ナイフ・食器

焦げ付きは無理に削らず、お湯に浸けてから落とし、洗浄後は水分を拭き取り乾燥させましょう。
木製カトラリーは乾燥しすぎると割れることがあるため、時々オイルを塗ると長持ちします。

おすすめ保管場所
キッチン収納でも問題ありません。
湿気が少ない場所なら尚可。

チェア・テーブル

脚には砂や土が入り込みます。
そのまま収納すると開閉が固くなったり、異音の原因になります。
汚れを落とし、可動部にはシリコンスプレーを軽く吹いておくと展開がスムーズになります。

おすすめ保管場所
・物置
・室内収納
重いものを上に載せると変形するので注意が必要です。

ペグ・ハンマー

キャンプ道具の中で一番放置されがちな存在です。
泥を洗い流し、完全乾燥。
スチールペグは薄く防錆油を塗っておくとサビに強くなります。
曲がっていないかもチェックしましょう。

おすすめ保管場所
乾燥した工具箱やコンテナがおすすめです。

車に積みっぱなしはNG

「次も使うから。」
その気持ちはよく分かります。
しかし夏の車内は60℃以上になることもあります。
すると、
・接着剤の劣化
・ゴムの変形
・プラスチックの劣化
・ガス缶の危険性
・バッテリー製品への悪影響
など、良いことはほとんどありません。

帰宅したら一度降ろす。
これだけで道具の寿命はかなり変わります。
特にリチウムイオンバッテリーを使用している製品は夏場の車内で保管すると発火事故につながるので、必ず車からおろします。

私の帰宅後30分ルーティン

①荷物を全部出す
②テントとシュラフを広げる
③クーラーを洗う
④ペグを洗う
⑤バーナーを拭く
⑥翌日まで乾燥
⑦収納

最初は面倒に感じます。
でも次のキャンプで収納袋を開けた瞬間から普通に調子よく使用できる。
これが地味ですが非常に大切なんです。

まとめ

キャンプ道具は、使い終わった瞬間から次のキャンプの準備が始まっています。
「乾かす」「拭く」「点検する」「正しく保管する」
この4つを意識するだけで、多くの道具達は驚くほど長持ちします。

基本的なメンテナンスをするだけで、あなたの大切なキャンプ道具は何年も最高の相棒として活躍してくれるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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夏キャンプと聞くと、「青空!」「川遊び! ...
キャンプで一番大切な道具は何でしょうか。 ...
Grandpa

36年間キャンプに親しんできた管理人が、培ってきた経験やTipsを共有するためのブログです。

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