車中泊の場合道の駅や高速のSA,PA、公園の駐車場などでは車の外にテーブルやチェアは出せません。
しかしキャンプ場における“車中泊キャンプ”ではテーブル、チェア、その他調理器具などはおもいっきり外に出してマイサイトを構築できます。
そうすると当然突然の雨や夜露対策としてカーサイドタープが必須。
先日私の誕生日にDODの「カートゥギャザータープ」を家族からプレゼントされたので、今回初使用となります。
キャンプ道具や装備を実際に見て、触って、そして使ってみた感想を紹介する「Camp Gear Impressions」
今回はDODの「カートゥギャザータープ」をレポートします。
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レジャーシート

これまでは厚手のレジャーシートをカーサイドタープとして使用していました。
これは丈夫であり、タープの役割を十分に果たしていたのですが、写真のように光を通さないので下が暗くなることがネックでした。
同時に車内も暗くなり、昼間でもライトを点けないと色々と見えにくく不便。
「やっぱりちゃんとしたタープが欲しいなぁ」とかねがね思っていたわけです。
カートゥギャザータープ選択の理由
私がこのタープを選んだ理由は以下の3点です。
①タイヤホイールに固定できるのでセッティングの手間が少ない
②変則6角形なのでキャンプ区画に合わせたセッティングが可能
③収納がコンパクトで軽い
セッティング

収納バッグを開けると中から出てきたのは丸まったタープだけ。
非常にコンパクトに纏められています。

タープ本体の中には収納バッグに入ったガイロープが6本。
ポールとペグは付属していません。

タイヤ・ホイール接続用ベルトには車体保護パッドが2個づつ付いています。
地味に嬉しい仕様です。


ホイールの隙間にベルトを通してプラスチックのバックルで接続し、長さを調整するだけ。
簡単ですね。
セッティング後にタープの長さを変える必要が生じても、ベルトの長さを伸ばすだけなのでラクです。

前後のホイールにベルトを固定しました。
この状態までわずか5分ほど。
一番時間がかかったのはタープを車の屋根に乗せる作業でした(笑)。
アトレーは車高が高いのでこの作業にはコツが必要。
①ベルト2本を屋根に乗せる
②ベルトをゆっくり引いて本体を屋根の上に引き上げる。
こうするとスムースに進めることが出来ました。

今回はタープの1/3を屋根に乗せる形です。
こうすることで雨が降ってもタープ側には雨水が落ちてきません。

先端の2個所にポールを通してベグダウン。
これで一応完成ですが、左右のグロメットをロープで下に引っ張り固定します。

こうすることで左右にウォールを垂らすことができ、横からの雨もある程度防ぐことが出来ます。
なんて使えるタープなんだ!



素材はポリエステル。
火の粉には弱いのでファイヤーピットは離れた場所に置く必要があります。
あ、撤収ですが、これもあっという間に終わりますよ。
まとめ
今回時々雨が降ったのですが、雨脚が強くなるとタープの真ん中に結構な水がたまりました。
対策として雨水を流すために片方のポールを短くしたのですがうまくいきません。
そのため次回は両方のポールの真ん中にあるグロメットにロープを通して下に引き、水の通り道を作ろうと思います。
もしくは長めのポールをそこに立て、真ん中を高くすることで雨水を左右に流す。
これで完璧!
このカートゥギャザータープは軽くコンパクトな収納にかかわらず、1〜2名の車中泊キャンプでは十分の広さ。
しかもセッティングが簡単なので車に常備するギアとなりました。
これからの車中泊キャンプにおいて心強い仲間ができましたよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。