先日アイリスオーヤマの真空断熱クーラーボックス「ヒューゲル」をレポートしましたが、そのときは保冷剤として氷2kgしか入れていなかったので約24時間で氷はすべて溶けてしまいました。
保冷剤が少ないとどんなクーラーボックスもその保冷力を発揮できないということで、今回は真面目に保冷剤を入れた状態で再度保冷力を検証したいと思います。
キャンプ道具や装備を実際に見て、触って、そして使ってみた感想を紹介する「Camp Gear Impressions」
今回はアイリスオーヤマのHUGEL(その2)をレポートします。
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保冷剤
今回は2種類の保冷剤を使用しました。
まず蓋の裏のネットにはクーラーボックスに付いてきた保冷剤を入れます。
また本体には特殊低温保冷剤「ICE ENERGY」を2つ入れました。
この「ICE ENERGY」は対流を起こすことにより周りのものや空間から熱を奪い低温を保つという特殊な保冷剤だそうです。
その後午前9時ころに1.1kgのロックアイスを2つとビール3本、チューハイ3本、スパークリングワイン1本入れてキャンプに出かけました。
キャンプ地の環境
キャンプ地は曇り時々晴れ、後雨という天候。
気温は標高が高いこともあり昼間24℃、夜は18℃ほどまで下がりました。
前回テストしたときは30℃あったので条件的にはかなり違います。
これは梅雨明けしたときに再度検証しなくてはいけませんかね…
使用状況
置き場所はタープの下の日陰です。
また特に意識せず普通に使用しました。
ビールが1本残ったので蓋を開け閉めしたのは6回。
また夜遅く残った料理を入れるために一度蓋を開け、次の日の朝にそれを取り出すために蓋を開きました。
つまり2日間で8回蓋を開けて閉めたことになります。
結果
帰宅して中の状態をチェックしたのは午後5時です。
つまり32時間経過したことになります。
氷の状態を見るとほとんど溶けていません。
ただ氷の角が丸くなっているので多少は溶けている感じです。
実際に袋には水が少し溜まっていました。
容量としては30ccくらいでしょうか。
つまり3%ほど溶けたということになります。
これはかなり良い結果です。
まとめ
今回は気温が低かったので前回と単純に比較することはできませんが、32時間経過してもほとんど氷が溶けていないという非常に良い結果でした。
ただ真夏日の中での保冷力を知りたいので次のキャンプでは今回と同じ数の保冷剤を入れて再度検証してみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。