Camp Gear Impressions 8 “これは買いではないか!SOTO ストームブレイカー”

Camp Gear Impressions

ガソリンとガスの両方が使用できるバーナー。
これのどこが凄いのかというと、使用するシチュエーションや環境に応じて燃料を切り替えることができるという点。
つまり「軽いが低温に弱いガス」と「重いが気温に左右されないガソリン」
この両方がノズルを交換することなく使えるというところが凄いのです。

SOTOのストームブレイカーは2018年に発売されているのでご存じの方も多いと思いますが、恥ずかしながら私はつい最近このバーナーの存在を知り、ここは一つ改めて紹介したいなと思ったわけです。

ガソリンと液化ガスの特徴を整理してみよう

【加圧】
ガソリンは液体ですので使用時にバーナーのノズルまで送る必要があります。
そのためにプレヒートやポンピングでタンク内の圧力を上げてやるのです。
それに対して液化ガスは気化圧が常にタンクにかかっているのでそのまま使うことができます。

【使用環境】
ガソリンは人為的にタンクに圧力をかけるので外気温に関係なく使用することができます。
それに対して液化ガスは気化する温度(沸点)があり、外気温がそれよりも低いと気化しづらくなります。
気化しづらいとタンクの内圧が上がらないのでノズルまで十分にガスが届かず安定して燃焼しません。

【携帯性】
携帯性は携帯容器のサイズにより違ってきますが、同じサイズであればガソリンのほうが重くなります。

【コスト】
市販されているホワイトガソリンとメーカー指定のガスカートリッジを比較するとホワイトガソリンのほうがコストは低くなります。
さらに自動車用レギュラーガソリンが使用できる場合はさらにその差は広がります。
(最近ガソリンを使った放火で多くの人命が失われるという事件があり、レギュラーガソリンをスタンドで買うことが難しくなる可能性はありますが…)

【まとめ】
以上のことを踏まえてまとめると以下になります。
ガソリン:重く使用する前に一手間かかるが気候に関係なく使用できるしコストも低い。
液化ガス:軽くワンタッチで使用できるが低温に弱くコストも高め。

つまりガソリンと液化ガスの両方がノズル交換することなく使用できるということは、環境やシチュエーションに合わせて燃料を使い分けることで常に最良のパフォーマンスが期待できるということになります。

ストームブレイカーの使い分けのシーンを考える

以上の特徴を踏まえて実際にストームブレイカーをどのように使っていけばいいのかを考えてみます。

【ガソリン使用】

・ランタン等の他の器具がガソリンを使用するものである場合
・冬季のキャンプや標高が高い場所でのキャンプ
気温に関係なく常にそのパフォーマンスを発揮できるガソリン器具は、燃料は重くなりますが冬場のキャンプに最適です。
またランタン等が同じガソリンを使用するものであれば同一燃料で済むので、この場合もガソリンバーナーとして使用するほうが効率的ですね。

【液化ガス使用】


・日帰りの山歩きや登山
・徒歩移動のキャンプ(冬季除く)
ガスカートリッジは軽いので登山やハイキングのときはガスバーナーとして使用すると体力の消耗を軽減できます。
さらにプレヒートやポンピングが不要な分手軽に使用できます。
疲れているときにこの一手間がいらないというのはとてもありがたいものです。
ただし、日程が長期間になるときはガスカートリッジを必要な数だけ持ち歩くというのは現実的ではありません。
そのため日帰りのような短期間のイベントの方が向いていると思います。

注意!)ガスカートリッジはメーカー指定のものを使用するようにしてください。

ストームブレイカーの特徴

・自動車用レギュラーガソリンが使用できる
・ガソリン用ポンプに内圧マーカーがついており内圧の状態がひと目で分かる
・風に強いすり鉢状バーナーヘッド
・整流燃焼方式による静かな燃焼音

まとめ

使用する条件に合った燃料を選択して使用することができるストームブレイカーは非常にコストパフォーマンスが高いバーナーだと思います。
ただシングルバーナーなので基本的にはソロキャンプ向けです。
グループやファミリーキャンプではサブバーナーという位置づけでしょう。
グループキャンプの割合が高い自分としてはぜひともツーバーナータイプがほしいところです。
SOTOさん作ってくれないかなぁ〜

最後まで読んでいただきありがとうございます。

Grandpa

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36年間キャンプに親しんできた管理人が、培ってきた経験やTipsを共有するためのブログです。

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