ニュー霧降高原キャンピングビレッジでキャンプ(2/2)

キャンプレポート

栃木県日光市の標高900メートルの霧降高原にある「ニュー霧降高原キャンプビレッジ」での部活レポートその2です。

高齢のなか日観光

キャンプ部定例の中日観光。
今回は華厳の滝と造り酒屋ツアーを行います。

いろは坂を上って華厳の滝へ。
「いろは匂えど散りぬるを
我が世誰そ常ならむ
有為の奥山今日越えて
あさき夢みし酔もせす」
現代表記でいろは歌を書きましたが、原文は同じ文字が一つとして重複していない。
昔の人はすごいと感心したり、よほど時間を持て余して(暇)いたんだろうなぁと思ったり…

華厳の滝

華厳の滝へ降りるエレベーターは懐かしさを感じさせます。
言うならば「昭和の匂いがプンプンする」佇まい。
しかし100メートルの高低差を1分で駆け抜けるというパワフルさです。

岩盤をくり抜いた通路はひんやりとした空気。
無造作に白一色で塗られたトンネルの壁と天井。
まるで病院の廊下のようです。

昨日からの雨で水量を増した華厳の滝。
テントを抱えて関東色々な場所を走り回った私ですが、実は華厳の滝は初めての訪問です。
有名な観光地は「なあに、また近い内に来れるさ」と後回しにしてしまう私の悪い癖。
今回訪れなかったら今生は縁がなかったかもしれません。

滝ツボのあたりにはきれいな虹が。
虹の根っこにはお宝が埋まっているそうな。
昔流行った徳川の埋蔵金が眠っているかもしれません。
私に構わず掘り出しちゃってください。

華厳の滝ばかりでなく、周りの岩盤にも滝が。
これも昨日の雨の影響でしょうか?

観瀑台の右手には、多角形の巨大な「柱状節理」の崖。
この岩は溶岩が柱状に固まったもののようです。
下から見上げると亀裂が入った柱状の岩が今にも落ちてきそうでちょっと背中がヒヤリとします。

光徳牧場のアイスクリーム

華厳の滝から戦場ヶ原を通ってしばらく走ったところにある「光徳牧場」
アイスクリームが美味しいとのこと。
というわけでアイスクリームを食べるためだけに訪れました。

ソフトクリームではなくアイスクリームです。
確かに”ソフト”ではなく、しっかりした口当たり。
なのでコーンではなくカップで食べたほうがいいかも。

中禅寺湖です。
この湖畔に「菖蒲ヶ浜キャンプ場」があります。
このキャンプ場も夏場は涼しくておすすめです。
ただ車はテントサイトには入れません。
駐車場からリヤカーでサイトまで運びます。
ここは子どもたちがまだ小さかった頃利用したことがあります。
夏休みでしたが夜はかなり涼しく、寒いくらいでした。

片山酒造

観光の締めは造り酒屋「片山酒造」の見学です。
ここは火入れをしない、いわゆる「原酒」にこだわっているということです。
見学は一人1000円払うことでお猪口と1000円の商品券がもらえます。

ずらりと並んだ原酒。
生酒なので温度が上がると発酵が進んでしまうとのこと。
いやー、壮観です。
全員分の商品券を合わせて吟醸と大吟醸をそれぞれ1本ずつ購入しました。
今夜の乾杯用です。

いただいたお猪口。

いまでもこの電話機を使用しているとのこと。

嘘です。

キャンプ場に到着

片山酒造で酒を買ってキャンプ場に帰ってきました。
天気が良かったので濡れたウェアを乾かします。

ランチは蕎麦。
蕎麦は乾麺をスーパーで購入したのですが、日光で食べると美味しく感じます。

蛭に取り付かれた傷口に絆創膏を貼って出かけたのですが、しばらく血が止まらなかったようで靴下が赤く染まっていました。
蛭恐るべし!

猿の群れ!?

お風呂に向かっている時に猿の群れを発見。
急いで写真を取りましたが、そのときは奴らは藪の中に走り込んだ後でした。
この場所はキャンプサイトのすぐ近くなので、留守番メンバーにさる注意報を出しました。

キャンプ場から車で5分ほどのホテルの温泉施設で汗を流します。
かなり狭い施設で浴槽は大人4人位が限度。

ちょっとお洒落なホテルでした。

ディナー

片山酒造で購入した日本酒。
スッキリした口当たりながらふくよかな日本酒の香りが残る美味しい酒でしたよ。
今回は部員の一人が酩酊し、テントに押し込んでもすぐに外に出て辺りを徘徊するので結構お世話が大変でした(笑)

ディナーのメニューは夏野菜カレー。

最終日

過ごしやすい気温でぐっすり眠れました。
早朝はまだ曇り空。
今日は晴れ間が広がる予報です。

朝食は好きなおかずを選んで食べる”なんちゃってビュッフェ”
人数が多いときはこのスタイルが手間がかからないので吉。

撤収が終わる頃には晴れ間が広がってきました。
晴れると気温がぐんぐん上がります。

トイレ

トイレは簡素な作りですが掃除は行き届いていました。

簡易洋式。
しかし個室が狭いので結構色々難があります。
ウォシュレットは付いていないので、温水便座に慣れた人にはすこしハードル高いかも。

まとめ

標高が1000メートル前後の高原は真夏でも過ごしやすく良く眠れますね。
夏キャンプは標高の高いフィールドに限ります。
ただ今回は蛭とブヨに噛まれて結構大変でした。
ブヨに噛まれた跡は4日くらい痒みが残りました。
裸足にサンダルという自然を舐めた格好をした報いですね。
雨の予報のときは長靴を持って来るに限ります。
ダサいけど色んな意味で最強のギアですよ〜

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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