鉄筋一筋40年!の布施野鉄筋という鉄筋工事会社が作った「FSNゴツめ焚き火台」!
インスタグラムで人気になり現在在庫切れのようですが、かなり気になったので紹介します。
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布施野鉄筋(FSN)とは
北海道登別に拠点を置く鉄筋屋さんです。
鉄筋屋ってどんな仕事?
サイトの説明によれば
「鉄筋工事はRC(鉄筋コンクリート)造、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造、S(鉄骨)造など、鉄筋を必要とする建設物をつくる際に、設計図面をもとに鉄筋を加工し、それを現場で組立てていく工事を行う」仕事のようです。
つまり「鉄を切って曲げて組み合わせる」お仕事。
もう少し詳しく説明すると
①設計図をもとに、材質、切断長さ、曲げ角度、本数など、鉄筋をどのように加工するかの図面(加工図)を作成する
②加工図をもとに、自社工場で機械を使って鉄筋を切断・曲げ加工を行う
③加工した鉄筋を、施工図面、加工図をもとに現場にて、基礎、柱、梁の順に結束線を用いて組立てる
というお仕事のようです。
となれば、鉄を使った焚き火台の作成など、本気になればスルスルとできちゃうわけですね。
名前の通り「ゴツい」焚き火台
縦 40cm
幅 35cm
高さ 15cm
重さ 約5kg
材質は黒皮鉄と鉄筋が使用されているとのことです。
上の写真でいうと、6角形の角を押さえている丸い鉄が鉄筋で、それ以外が黒皮鉄ということでしょうか。
(布施野鉄筋様、間違っていたらご連絡ください)
でも黒皮鉄とはなんぞや?
ネットで調べると黒皮鉄の黒皮とは“約1000℃に加熱して圧延する熱間圧延の後に常温に冷える時にできる黒錆(酸化皮膜)”のことであり、それが鉄全体を覆うことで錆びにくくする効果があるそうです。
見た目無骨であり、同じ製品であっても黒皮の付き具合がそれぞれ違うので、全く同じものは存在しないという特徴があります。
このFSNゴツい焚き火台も見た目無骨で本当にゴツいですね。
仲間で同じ焚き火台を調達して持ち寄れば写真のようにユニットとして組み合わせることができます。
一つは焚き火、一つはバーベキュー、一つはダッチオーブンを乗せて…と
色々なスタイルが考えられますね。
開発会社に聞いてみました
この焚き火台について布施野鉄筋の布施野孝彦様にお伺いしました。
■ゴツめ焚き火台を作ろうとしたきっかけを教えて下さい
「使用していたヘキサテーブルに合う焚き火台が欲しいと思ったことがきっかけです。
以前からアイアンギアを自作していたので、焚き火台も自分でつくろうと思いました」
■この焚き火台の最大のウリはどこでしょうか?
「やはりゴツさです。
巻きを割らなくてもガンガン焚き火台に放り込めるところですね」
薪を一本づつ焚き火台に置くのではなく、ガンガン放り込む。
うーーん、漢の焚き火…
寒い北海道の会社ならではの焚き火のこだわりなのでしょうね。
■現在在庫切れのようですがいつ頃それが解消されるでしょうか?
「サイトで販売したいのですが、おかげさまで予約のDM、お電話をたくさん頂いており、それをこなすのが精一杯なのでなかなか在庫を抱えられないのが実情です」
やはりそういうことでしたか。
大量生産ではないので致し方ありませんね。
欲しい場合は予約するしかないようです。
■今後新製品を出す予定はありますか?
「新製品として
・手軽に折りたたみできるソロ用焚き火台
・ゴツめ焚き火台に合う鉄板
などを、またそれ以外にも色々と考えています。
まとめ
前回FUTURE FOXを紹介したときに書きましたが、新しいアウトドアブランドが続々と名乗りを上げています。
それらの中には独自の開発ポリシーにこだわり、ユニークな製品を世に送り出してくれます。
布施野鉄筋さんもその中の一つだと感じました。
これからも新製品に注目していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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