今回「富山、能登、金沢ツアー」と題して始めたレポートですが、最終日に東尋坊に行ったことをすっかり忘れてました(汗)。
今更タイトルを変えるのもアレなので、今回“おまけ”としてレポートします。
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いちじくソフト

福井県の最北端にある「あわら市」。
あわら?
うん?おわら?
なにか関係があるのかと思いましたが、全く関係ないらしい。
調べると福井県のあわら市は温泉で有名だそう。
さらにこの地は沿線に多くの果樹園がある「フルーツライン」と呼ばれる農道がありまして、金沢から東尋坊へ行くルートの一部になっています。
その道を走っていると「フルーツソフトクリーム」という看板が…。
当然気になるので車を停めて店を覗くとフレッシュいちじくを使った「いちじくソフト」が旬と描かれた手書きのポスターが目に入りました。

もちろん購入。
ほのかにいちじくの風味があり、中には大きめの果肉が入っています。
そういえば最近いちじくって食べてなかったなぁ。
子供の頃は野に生えているいちじくの木から食べ頃の実をもいでよく頬張ったものです。
懐かしい味でした。
ポスターにある「ブラックベリー」も気になったのですが、流石に2個食いは体に悪いので我慢しましたよ。
東尋坊


東尋坊のすぐ近くの海の側の駐車場で車を停めて海を眺めました。
無料なのですがトイレがありません。
トイレがあれば車中泊できるんですがね。
この日も天気が良く、日本海が美しく広がっています。




東尋坊は福井県北部の海岸線に約1kmにわたって連なる巨大な柱状節理が連なる景勝地。
柱状節理とは火山から流れ出た溶岩がゆっくり冷え固まるときに形成される「規則正しい柱のような割れ目」をもった地形のこと。
この割れ目は比較的厚い溶岩流が冷えて固まるときに体積が収縮し、角柱状になることで形成されます。
角柱の断面は六角形になりやすいということですが、場所によっては四角形、五角形、七角形、八角形のものもあります。
地質学的にも貴重であることから「柱状節理世界三大絶勝」の一つと言われており、さらに国の天然記念物と名勝に指定されています。
サスペンスドラマのクライマックスで、犯人が刑事に恨みつらみをぶつけるシーンでも有名?です。

「東尋坊」という名称は、「東尋坊(とうじんぼう)」という僧侶の名前に由来するといわれているとか。
平安時代、白山平泉寺(福井県勝山市)というお寺に「東尋坊」という名前の僧侶がいました。
ある日あや姫という女性を巡り恋敵であった真柄覚念(まがらかくねん)という僧侶にこの地へ呼び出された東尋坊は、酒に酔わされ崖から突き落とされてしまいます。
するとその日から49日間もの間海が荒れに荒れたことから、当時の人々はこの地を「東尋坊」と呼ぶようになったそうです。
昔のお坊さんにも色々あったんですね。
せっかくなので遊覧船に乗ることにしました。


この遊覧船は東尋坊や近くにある雄島などを約30分間にわたって海側から見ることができます。
東尋坊は地上からでも絶景を楽しめますが、海の上から見上げたほうがその壮大さを実感できます。












東尋坊セット

ランチは近くのレストランで「東尋坊セット」を頂きました。
ソースカツ丼とミニ冷やし蕎麦。
なぜこの組み合わせが東尋坊セットなのか最後までわからないまま…
お味は5段階評価の3の下かなぁ。
この地には二時間ほど滞在して帰途につきました。
妙高SAでディナー

東尋坊を後にして500km彼方の自宅を目指します。
出発してからすぐにゲリラ雷雨。
台風崩れの低気圧が通過しているようで、関東も雨のようです。
夕食は妙高SAでアジフライ定食。
なんだか揚げ物ばかり食べてるなぁ。
佐久平SAで車中泊

佐久平SAは標高800m程。
気温は21時頃で21℃。
これなら車の中で眠ることができます。
5〜6時間ほど寝て道が混みだす前に家に着くというプラン。
SAの駐車場はトラックで埋め尽くされており、エンジンかけっぱなしの車も多い。
エンジン音が結構響いていましたが、車の中なのでそれほど気になりません。
午前2時頃まで熟睡できました。
さあ、日常に戻るぞ〜
まとめ

家には6時前に到着。
今回のツアーの総走行距離は1,554Km。
いやー、結構走ったなぁ。
今回のツアーは概ね晴天に恵まれましたが、あまりの天気の良さに暑さも尋常ではなく、来年はしっかり準備したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。