ニュー霧降高原キャンピングビレッジでキャンプ(1/2)

キャンプレポート

会社のキャンプ部定例部活です。
9月というのに猛暑続きの下界を避けて、涼しい栃木県日光市の標高900メートルの霧降高原にある「ニュー霧降高原キャンプビレッジ」でキャンプしてきたのでレポートします。

日光杉並木街道

都心から約140キロ。
東北自動車道をひた走ること90分程。
ようやく日光市に入りました。

日光杉並木街道は直線的で走りやすい。
この並木街道は徳川家の忠臣・松平正綱が20年余りの年月をかけて20万本以上もの杉を植樹し、家康公の33回忌の年に日光東照宮の参道並木として寄進したもの。
しかしワタシ的には春は地獄街道と化します(汗)。

キャンプ場に到着

管理棟・売店・食堂の建物です。
受付はここで行います。

管理棟の前は芝生張りのキャンプ区画になっていました。
区画番号ははっきりわかるし、区画も見やすい。
多くの区画が芝地なのでキャンプギアが泥で汚れにくくなっています。
しかし区画が少し狭いかなぁ。
これはこのエリアだけではなく全体的に感じた子どです。
テント、タープ、車を置くにはもう少し広いほうが良い。
ソロキャンプ用区画なら申し分ないのですが…

さらにこの管理棟前のエリアは道路がすぐ近くだし、キャンプ場に出入りする車も頻繁に通るので落ち着かないだろうなと思います。

テントサイト

テントサイトに到着してしばらくすると雨が降り始めました。
しかも結構な勢い。
大きな雨粒がザーッと降り続きます。
いつ止むかもわからなかったので降り方が弱まったときを見計らってそれぞれテントを張ります。

私はいつものごとく車中拍なのでタープを張るだけで終了。
いやー楽ですねぇ(余裕)
このタープは厚めのレジャーシートを使っているので大雨が降っても全く雨漏りしません。

リビング用のドームシェルターとタープ。
ドームシェルターはかなり年季が入っているのでところどころに穴が空いており、いたるところから雨漏りします。
そろそろ更新する必要があります。

今回はお試し参加3名を含めて総勢12名。
テント12張りとタープが4つなのでかなりのスペースを専有しますが日曜日なのでほぼ貸し切りでした。
なので遠慮なく贅沢にスペースを使わせていただきます。

USArmyのレインポンチョ。
これも20年ものですがまだまだ現役です。

霧降高原

霧降高原というだけあり、雨がやんだ後に霧があたりを包み込みます。
気温は30度超えることはなく、かなり過ごしやすい。

周りでは多くのトンボが飛び回っていました。
赤とんぼなんて久しぶりに見ました。

初日のディナー

初日のディナーはうな丼とごぼうのきんぴら。
うなぎは焼酎入のお湯で軽く煮てあるので生臭さもなく柔らかくて美味でした。

うなぎが苦手なHOさんにはハートマーク付きオムライス。

天気回復

二日目の朝です。
天気は回復し青空も顔を出しました。

気温は21度。
昨夜は気持ちよく眠ることができましたよ。
下界は熱帯夜なんだろうなぁ。
夏キャンプはこうでなくっちゃ。

朝食

朝食はフレンチトースト。
これにはちみつをかけて頂きます。

水場

水場には6つの水道の蛇口だけです。
お湯は出ない模様。
洗剤等も置いてないので持参する必要があります。

シンクの向かいには手作りのバーベキュー施設が併設されていました。
しかしここでバーベキューをやるのはなかなかハードルが高いなぁ…

山蛭来襲!

このキャンプ場には「山蛭」がいるから注意!と口コミに書いてありました。
メンバーにはそれを周知してありましたが、4人襲われましたよ。

蛭に血を吸われると蛭を取り除いても血がタラタラと流れ続けます。
蛭は吸血中に”ヒルジン”という物質を分泌します。
この蛭人は痛みを感じさせなくすると同時に血液の凝固を阻害するので、人は血を吸われていることに気付かずさらに蛭を取り除いても血が止まりづらくなるのです。

蛭の被害に合わないために必要なこと

・肌の露出を減らす
蛭は草や木の葉の裏、落ち葉の影等に潜んでおり、動物が通ると取り付いて露出した皮膚まで移動します。
そのためできるだけ皮膚の露出が少ない格好を心がけましょう。
靴に取り付いた蛭が靴下の上限まで移動するのにそれほど時間はかかりません。

・忌避剤を靴や服に塗布する
ヒルの侵入経路となる部分にヒル専用の忌避剤を塗布しておきましょう。
さらに首に巻くタオルや、靴下、スパッツ等に忌避剤をスプレーしておく。

・マメに服や肌の状況をチェックし合う
蛭が多い場所で行動するときには同行者とマメに服や肌の状態をチェックし合いましょう。

蛭に取り付かれたら以下の手順で対処しましょう。
①蛭にアルコールをかけるかライターやタバコの火を近づけ、のけぞったところで地面に落とす。
②傷口を絞り、残ったヒルジンを絞り出す。
③きれいな水で洗う。
④絆創膏等で傷を押さえて止血する。

私もやられていました。
ヒルが多いと言われているのに素足にサンダルでウロウロしていたのですからまあ当然ですね。

まとめ

いやー、山蛭に血を吸われるなんて何年ぶりだろう?
多分中学生の頃が最後だったと思います。
さらに今回のキャンプではブヨに足首を3個所噛まれ、これは今でもかなりかゆいです。
蛭は痛みもなくかゆみもないので蚊よりフレンドリーですが、ブヨや蚊は痒みを残すので永遠の敵ですね。

次回は華厳の滝ツアー等、後半を書きます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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36年間キャンプに親しんできた管理人が、培ってきた経験やTipsを共有するためのブログです。

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