秋の沼津の港でキャンプしてきました。
今年5回めの沼津の港
もう私のホームフィールド化している沼津の港ですが、今回痛恨の大事件が!
今回は沼津の港でのキャンプレポートです。
…ふう、大変な一夜でした…
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秋の沼津の港
11月19日(土)、20日(日)で沼津の港へ行ってきました。
土曜日は快晴でしたが天気予報では日曜日が朝早くから雨。
金曜日に土日の予想天気図では等圧線も少なく雨もそれほど降りそうにない感じだったので、日曜日雨が降る前に撤収してしまえばいいかなと思っていました。
到着時は写真のようないい天気。
風は多少ありましたが天気予報では土日ともども1m/秒だったので全くノーガードでした。
土日というのにいつものごとく我々の他には誰もいません。
広いビーチを独り占めです。
同行者はキャンプパートナーのAさん
一緒に行ったのはキャンプパートナーのAさん。
今回北海道の蔵元“國稀酒造”の前掛けを腰に巻いています。
この前掛け、綿素材なので焚き火に購入したとのこと。
おまけにこれを腰に巻いていると暖かいそうです。
Aさんは日曜日に雨が降るとのことで、テントは張らずにシェルターにコットを置いて寝るとのこと。
確かに濡れたテントとシェルターを乾かすのは大変ですからね。
このシェルターは広々としてワンルーム感覚で過ごすことができます。
冬場は薪ストーブをセットしてリビングとして使わせてもらいました。
難点はフレームがスティールなので重いことと、構造上風に弱いことです。
キャンプめし
ディナー
夜はやはり鍋でしょう。
寒い時期のキャンプの王道ですね。
焚き火で暖を取りながら調理できる鍋は寒い季節の定番です。
熱々の鍋をつつきながら酒をあおる。
食事が終わったら鍋と網を外して焚き火を見ながら酒をあおる。
サイコーです!
が、ここで少し気になることが。
風がかなり強くなり始めたのです。
たしか天気予報では1m/秒だったよね…
ブレックファスト
朝はホットサンドメーカーで焼いたピザとスープ、コーヒー。
簡単で美味しい。
今回は気合を入れてピザをいつものより高級なものにしました。
しかしこれらが私達の口に入ることはありませんでした…
そして事件発生
早い時間から酒を飲み始めたので20時ころには眠くなります。
そして風も次第に強くなってきたので早めにお開きにしてシュラフに潜り込み夢の世界へ。
と、風の音とシェルターの布地がバタつく音で目を覚ましました。
時計を見ると午前3時。
強い風でシェルターが歪んでいます。
外に出て自分とAさんのシェルターのロープとペグの状態を確認。
(Aさんのシェルターの風上側の角2箇所はロープを1本追加して補強してあります)
その後再びシュラフに入りましたが風の音とテントのしなりが気になって寝付けません。
しなるテントを見上げていると“ゴオッ”という風と共にバン!という爆発音的な音が響き、急にシェルターが目の前から消えて空が目の前に広がりました。
「シェルターが消えた…!」
隣のAさんの方を見るとAさんの鉄フレームのシェルターも無くなっています。
「風で飛ばされたんだ。これは厄介なことになった」
幸い雨はまだ降り始めていません。
Aさんはしばらくして目を覚ましたようで、自分が野宿状態でいることに驚いていました。
我々は飛ばされたシェルターを探すのは後回しにして、雨が降り出す前に急ぎ撤収することにしました。
暗闇の中ランタンの光を頼りに荷物を片付け、車に積んでいきます。
そしてやっと空が白み始めた頃にシェルター以外の荷物の積み込みが終わりました。
で、肝心のシェルター達はというと、私のアストロドームは50メートルほど飛ばされ、地面から突き出た電気メーターにロープが引っかかって止まっていました。
フレームが1本折れており、さらに本体に付いているロープが付け根から剥がれてしまっています。
それ以外の損傷具合は収納を急いだのでまだ確認していません。
Aさんのシェルターはさらに悲惨な状態。
30メートルほど飛ばされ、海岸の砂よけのウォールに引っかかっています。
鉄のフレームは変な方向に曲がってグチャグチャ。
布地もファスナー部が破けているとのこと。
復活は絶望的です。
二人でフレームを折り、紐で縛って片付けました。
ただフィールドに我々しかいなかったことは不幸中の幸いでした。
他のキャンパーが風下側にいたら間違いなく何らかの被害を与えてしまっていたと思います。
結局フィールドを後にするまで雨は降らず、こればかりはラッキーでした。
シェルターが飛ばされたときに雨が降っていたらと思うとゾッとします。
きっとボロボロの状態で帰ることになり、帰った後はすべての道具を乾かすという骨折りな作業が待っていたでしょうから…
まとめ
キャンプの敵は雨や寒さではなく風であることを再確認した一日でした。
そして風が強くなったらテントの固定に走るより潔く撤収することが大切であることを痛感した次第です。
撤収と言っても酒が入っているので荷物を片付けて車の中で寝るしかありませんが。
さて、またまたアストロドームを修理に出さなくてはいけませんが、「いっそのこと新しいシェルターを買おうよ」と囁くもう一人の自分がいて心が揺れています。
さて、どうしよう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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