車中泊を繰り返しやっていると、色々不便ことが表面化します。
これらが溜まってきたのでここで整理して、対策を考えようと思います。
またこの記事が同様の問題を抱えている方の参考になれば幸いです。
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根本的問題
私の車はダイハツのアトレー。
いわゆる“軽バン”です。
軽バンのメリットは
・取り回しが楽
・燃費が良い
・税金が安い
・高速料金が安い
という点にありますが、逆にデメリットは
・狭い
・車内で立てない
という部分になります。
もちろん購入時にデメリットについて想定内であり仕方のないことだと受け入れています。
とはいえ実際に車中泊をやるにつれてデメリットに起因する色々な不便な点が浮上して来ました。
今回それらを対策をしようと思った次第です。
現在の車内レイアウト
現在右スライドドアを出入り用にしており、そのため荷室の左側が荷物置き場となっています。
助手席には靴置きを取り付け、その左に服等の荷物ケース、木製のバンライフシェルフという順に置いています。
バンライフシェルフには調理器具一式が入っていますが、最近種類が多すぎだと感じているのでここも一度大胆に整理する予定です。
目隠しですがプラスチック製のカーテンレールを購入し、U字型に取り付けてカーテンを左右から開閉するようにしました。
以前はシェードを使用していましたが、毎回取り付けるのが面倒だし外れてしまうことも多かったのでやめました。
カーテンだと引くだけで完了なので楽！
運転席のすぐ後ろにはルーフネットを取り付けており、電気敷毛布やその他軽いものを収納しています。
これはリアハッチを上げて後ろから撮ったものですが、テーブル代わりのリアボードを差し込み、その上にポタ電を置いています。
調理するときはポタ電はリアボードの下へ。
寒くなったらポタ電の向かいにイワタニの風暖を起きます。
天井は真ん中にロープを張って、ランタンやその他必要なものを吊るす事ができます。
このロープには就寝時にLEDライトや車のキーを引っ掛けておき、トイレ等に行くとき等、すぐに手にすることができます。
荷室後部のサイドパネルにはメッシュボードを取り付け、フックでライトダウンや枕、その他落ちても破損しないものを掛けています。
以前ここにマルチグリドルを吊っていたのですが、走行中メッシュボードに当たってうるさいので今は別置きです。
これらのレイアウトは一人旅の場合。
二人の場合は荷物ケース、シェルフは運転席と助手席に移して2人分の就寝スペースを作ります。
不便なこと
①シューズケースの位置が悪い
②車内ケースレイアウト
③テーブルサイズ
④ゴミ箱
⑤車内チェア
対応策
①シューズケースの位置が悪い
これまで靴置き場は助手席の背に取り付けていましたが、これだと車内に入るときに靴を右のスライドドアの位置から手に持って移動させなければなりません。
雨のときなどはほぼ毎回靴から雨水が垂れて車室を汚してしまいます。
また隣の荷物ケースと当たってしまい、荷物ケースに泥や雨水が付いてしまうこともしばしば。
出し入れのときに体も捻らなければならないので辛い。
とはいえ狭い車内です。
ここだ！という場所が見当たらない…
色々試行錯誤し、名案を思いつきました。
それは目的地に着いたら運転席のヘッドレストを外す。
そうすると意外と広い空間ができます。
この空間を利用すれば良いんです！
シューズケースを運転席の上、木製ルーフボードの端に吊るすことで靴の出し入れが楽になります。
②車内ケースレイアウト
車内左側にはバンライフシェルフ、荷物ケースを並べていますが、もう一つの大物がクーラーボックスです。
これはこれまで助手席に置いていました。
で、クーラーボックスと荷物ケースのどちらにアクセスが多いかというとクーラーボックス。
なのでクーラーボックスをすぐに手が届く場所に置きたかったのですが、シューズケースが出っ張っているので置けませんでした。
しかし今回シューズケースの場所を移したのでそれが可能に。
また左スライドドアの前なので購入した食材を入れるときにも簡単になります。
③テーブルサイズ
ここで言う「テーブル」とはリアボードではなく、外で使用するテーブルのことです。
車内での調理等はリアボードで十分なのですが、キャンプ場やRVパーク等では外で調理したくなります。
私が今使用しているアウトドアテーブルは「キャンピングムーン ロールテーブル」。
サイズは75cm×55cm H34-H44cm、重量は3kg弱です。
収納ケースに入れるとかなりコンパクトになるので車に常備していますが、やはりこのサイズはソロ使用では大きい。
また組み立ては難しくはないのですがもっと素早く展開できてサイズも小さいものが車中泊には向いているようです。
これはベルモントのFireサイドテーブルです。
このサイズ感と脚部を開くだけで設置が完了するイージーさが良い。
この上でタフ丸も使えるし、収納もコンパクト。
これをポチるかどうか、今心のなかで天使と悪魔が戦っています。
④ゴミ箱
ゴミ箱というかゴミ収納をどうするか？です。
ただでさえ狭い軽バンの荷室に小さいとはいえゴミ箱を置くのは避けたい。
しかしながらコンビニ袋をゴミ入れにするにしてもさてどこに置くか？
これまでは空いたスペースにテキトーにコンビニ袋を置いていただけでした。
しかしこのやり方だと結局は邪魔になって、そのたびにどこかに置いて、そして「あれ？ゴミ袋どこだっけ？」となる。
で、考えた結果リアボードにフックをつけて、そこに吊り下げておくことに決定。
これだと邪魔にはならないし、どこに置いたか探すこともありません。
⑤車内チェア
車内にいるときって何をしているのかというと、
・料理している
・酒飲んでる
・本読んでる
・携帯いじっている
・ぼーっとしている
・寝ている
こんな感じです。
で、寝ているとき以外は座っています。
殆どは胡座状態。
これ結構足腰が痛くなります。
なので時々は足を伸ばして何かにもたれたい。
しかし今は気持ちよく背中を預けられる場所がない。
雨が降っていたり極寒の日は長い時間車内にいることになるので、この問題を解決する必要があります。
そこで色々考えた結果、リクライニングローチェアを車内に積むことにしました。
このチェアは座面から地面までの高さが24cm程しかありません。
そのため車内で座っても頭が天井につかず、結構ゆったりできます。
さらに車外でも使用することができるので便利。
また折りたたみ式のソファーベッドを利用するという手もあります。
ネットでは「タンスのゲン」というメーカーのソファベッドの評判がいいようです。
14段階に調整できるリクライニング機能を持ったソファであり、伸ばすとベッドになるやつです。
サイズは幅が60cm。
ソファモードの時の座面の高さが19cmで座っても頭が天井に支えません
ベッドモードの長さが180cmで厚さ8cm。
アトレーにピッタリ入ります。
ベッドにした場合のマットの固さもちょうどいいというレビューが多く、冬場は底冷えしないそう。
これは良いんじゃないかなぁ。
ちょっと買ってみるかな…とだいぶ前のめりで考え中です。
まとめ
車中泊を重ねるたびに色々な不便に気づきます。
それらはノートに書き留めて少しづつ改善していく。
そして2年後の日本一周に出発するときには万全な状態にしておきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。、
