熊野古道を歩いてみた!(その2)

よもやま話

今回もキャンプ、車中泊とは関係のないレポートを一つ。

熊野古道を歩いてみたい!
そういうリクエストがとある筋から飛んできたので行ってきました。
京都で一泊し和歌山までJR。
そこで駅レンタカー借りて南紀白浜で一泊。
次の日車で熊野本宮大社まで行ってそこから熊野古道を逆に辿るというプランです。

今回のレポートはこのツアーの2日め、京都〜高野山〜南紀白浜編です。

京都の朝

宿泊した「都シティ」のエントランス。
クリスマスモードになっていました。

京都駅に設置されている“水飲み場”
水飲み場が設置されている駅はめずらしい。

午前5時だというのにマクドナルドはインバウンドの旅行客でいっぱいです。
コーヒー買おうと思っていたのですがこの人だかりを見て断念。
コンビニで買おうと思い探しましたが見つからない。
駅員に聞いてやっと711を見つけましたが開店前。
20分ほど歩き回ってやっとファミリーマート見つけました。

駅の喫煙ブース。
京都らしい。

突然の予定変更

予定では京都から和歌山までJRで移動し、和歌山駅でレンタカーに乗り換えて南紀白浜に行く予定でした。
で、青い線が和歌山からの車のルート。
黄色い線が突如追加されたルートです。
片道56km、往復で112km!
往復2時間程+高野山では1時間程見学するとして3時間程かかります。
あー白浜の宿で夕日を見ながら温泉に浸かりたかったのに…

結局宿に到着したのは17時ころ。
夕日は海の中に沈んでしまっていましたとさ。

銘菓「やきもち」…
ふむ…やきもち…ね。

高野山とは

高野山は、平安時代の初期に弘法大師によって開かれた日本仏教の一大聖地です。
高野山の住所は和歌山県高野町。
この町は真言宗の聖地高野山を中心とした町で貴重な古刹、文化財、名所が数多く存在しており、2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。

大門

高野山の入口。
鮮やかな朱色に塗られた大門。
五間三戸の二階二層門で、高さはなんと25.1メートルあります。
周りの紅葉がきれいに色づいていましたよ。

高野山中心部

マップをみるとものすごい数の寺院があります。
これをみるとこの町が真言宗の施設を中心に成立していることがわかります。
しかしとてもじゃないけど全部回る時間はありません。

高野山大師教会

高野山真言宗の布教、御詠歌、宗教舞踊等の総本部で、各種研修会や講習会が行われているそうです。

多くの外国人が拝観していました。
日本人の方が少ない。

高野山の紅葉

高野山は標高も高く気温もかなり低め。
流石に木々はきれいに色づいていました。

大塔

法界体性塔とも呼ばれ、真言密教の根本道場におけるシンボルとして建立されたそう。
別名根本大塔。
多宝塔様式としては日本最初のものといわれ、本尊は胎蔵大日如来です。
その周りを金剛界の四仏が取り囲み、さらに16本の柱には堂本印象画伯の筆による十六大菩薩、そして四隅の壁には密教を伝えた八祖像が描かれ、堂内そのものが立体の曼荼羅として構成されています。

これは見たかった…

金堂

高野山御開創当時、弘法大師空海により御社に次いで最初期に建設されたお堂で、講堂と呼ばれていました。
平安時代半ばから、高野山の総本堂として重要な役割を果たしてきたそうです。

どこからか般若心経の合唱が聞こえてきたと思ったら、修行僧の一団でした。

浜千鳥の湯 海舟

南紀白浜での宿は「浜千鳥の湯 海舟」です。
スタッフは全員20代の若い人たちばかり。

オーシャンビューのキレイな部屋でした。

なんと露天風呂付き!
ただお湯は温泉ではありません。
ショック!
やはりここに来たのなら温泉に浸かりたい。
というわけで私はもっぱら大浴場でのんびりしましたよ。

海の幸づくし

海に面した地域なので魚はどれも新鮮で美味しい。
普段刺し身は食べないのですが、今回は箸が進みました。

まとめ

突然無理矢理スケジュールにねじ込んだ高野山ツアーでしたが、行ってよかったと思います。
高野山には他にも名刹がたくさんありますが、あまりにも駆け足で回ったのでちらりと見ただけ…
再訪してその時はじっくり時間をかけて堪能したいと思います。

きれいな紅葉を見ることができたのはラッキーでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

次回予告!

次回は白浜の宿と熊野本宮大社、そして最大の目的の熊野古道の様子をレポートします。

Grandpa

Grandpa

36年間キャンプに親しんできた管理人が、培ってきた経験やTipsを共有するためのブログです。

関連記事

最近の記事

TOP
CLOSE