群馬県下仁田町と長野県佐久市にまたがり日本二百名山に選ばれている「荒船山」
荒船山パノラマキャンプフィールドはこの荒船山を一望できる標高1200mの高原に位置するキャンプ場です。
元は牧場だったこのフィールドは眺望の良さと満天の星空に包まれることで人気のキャンプ場。
今回このフィールドで車中泊キャンプしてきたのでレポートします。
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買い出しはツルヤ佐久中央店
スーパー「ツルヤ」は豊富でおしゃれな品揃えが人気。
以前軽井沢店に行ったことがありワタシ的にも好きなスーパーです。
というわけで買い出しはこの店。
ツルヤ佐久中央店です。
地ビールの種類の多さに感激
軽井沢高原ビールの種類の多さに驚きます。
缶のデザインもついつい手に取ってしまうようなおしゃれなもの。
お酒売り場には東京ではお目にかかれない地ビールが多く並んでいました。
ビール好きの私にとってはまさにパラダイス!
このパラダイスの様子をバシバシ撮影していたら
「写真撮影は禁止です}と店員さんに怒られてしまいました…
撮影はやめて本日味わうものをチョイス。
今回はこの4種類にします。
荒船山パノラマキャンプフィールド
平日だったので空いていました。
キャンパーは我々を含めて6組ほど。
直近の三連休では120組以上が利用したそうです。
今回は友人のH君とのタンデムキャンプ。
H君はIT関連企業でディレクターをする傍ら写真の趣味が高じてカメラマンとしても活動しているマルチタレントな人。
今回のキャンプの写真も撮ってもらいましたが、あまりにも素晴らしい出来栄えのため別にギャラリー記事として紹介します。
さて我々が陣取ったのはパノラマビューサイトの少し高くなっている場所(矢印)です。
景色を遮るものは枝ぶりの良い2本の木だけ。
まあこれも風景の一部だと思えばあまり気になりません。
基本このキャンプ場は全体がフリーエリアです。
なので混雑が予想される週末はアーリーチェックインして早めにいい場所に陣取ることが必須ですね。
一番人気のポジションは上のMAPの★マークの場所です。
このポジションは一段高くなっているので景色の前に誰もおらず、さらに広々とした視界が開ける場所。
残念ながら2箇所とも既に前泊の人が陣取っていました。
荒船山
荒船山。
断崖となだらかな稜線で構成される印象的で雄大な山容です。
水回りの施設
トイレ
トイレはきっちり男女別に仕切ってあります。
私達が陣取った場所近くは簡易トイレですが、一段下のエリアにあるサニタリー棟のトイレは温水便座の付いたちゃんとしたもの。
とは言っても簡易トイレは匂いもしないしきれいに掃除してありましたよ。
男性の小用個室は一番奥にあります。
洗い場
洗い場はトイレの横。
灰捨て場、ファイヤーピット等の大きめのGEAR用洗い場、そして食器等の洗い場が用意されています。
2つあるシンクの右側はお湯が出ます。
設備的には文句ありません。
ただトイレにしても洗い場にしても、利用者が多い場合は使用待ちの列ができるのではないかと思いました。
フィールドの広さに比べてトイレも洗い場も小さすぎますね。
風対策のシェルター
標高が高くて見晴らしがいいということは風が強いということ。
到着したときは5〜7m/Sほどの風が絶え間なく吹いていました。
これを見越して今回はアストロドームをシェルターとして利用するために積んできました。
長めのペグでしっかり固定。
地面は土なのでペグが良く利きます。
ランチ
ランチは温めるだけで美味しくいただけるセブンイレブンの冷凍鍋焼きうどんです。
到着後色々とやることがあるので、手軽に食べられるこのうどんは寒い時期のキャンプの定番ランチ。
火にかけるだけで調理でき、体も温まるから初日のランチにオススメですよ〜。
夕暮れ
日が傾き辺りが暗くなると風が弱くなってきました。
圧倒される夕焼けを期待していたのですが、ちょっと控えめな夕焼け。
しかし空や山々が薄く紅色に染まる光景は都会ではなかなか目にすることができません。
しばらくぼーっと見とれていました。
ディナー
説明の必要もないネギマ。
バケットに溶けたチーズをつけて。
どこぞやの和牛の高級肉。
ウィンナソーセージ。
私はこの白いウインナに目がないのですよ。
オージービーフとさつまいも、そしてしいたけを軽く炙って。
なんだか肉ばかりですね。
まあ男二人だから仕方ない。
ただここで我々は大きなミスをしてしまいました。
温めるだけのおでんを買っていたのですが、その存在をすっかり忘れてしまっていて…
結局私が持って帰って美味しくいただきました。
至福の時
いや〜寒くなって焚き火がありがたい季節となりました。
スパークリングワインをちびちびやりながら炎と遊ぶ。
至福の時です。
この広いフィールドにキャンパーが点々としかいないため、本当に静かです。
空は満天の星。
この様子は次のギャラリー記事にて御覧ください。
朝
ご来光直前。
遠くの山々の紫のグラデーションがため息が出るほど綺麗。
風も止んでいて静かな一日の始まり。
朝食
朝食は本当はピザをホットサンドメーカーで焼く予定だったのですが、その前に小腹がすいたのでカレーメシを食してしまいました。
ところがこれが意外とお腹に溜まって…
「さてH君、ピザ焼く?」
「いや、もうお腹いっぱいで…」
というわけでおでん同様、ピザもお持ち帰りとなりました。
このキャンプ場チェックアウトが11時。
インが13時、アウトが11時というのは非常にキャンパーフレンドリーだと思います。
9時頃からボチボチ撤収を始めて完了したのが10時30頃でした。
車中泊なので撤収も楽です。
お昼は佐久平PAでスタミナ定食をいただきました。
これは名物だそうです。
まとめ
荒船山パノラマキャンプフィールドは非常に良いロケーションでした。
人気が高いのも頷けます。
ただ地形上風が強く吹きます。
ペグは長いものを持参したほうが吉。
標高が高いので夏キャンプでも快適に過ごせると思います。
ただし冬は極寒&強風のハードコンディション。
装備はしっかり準備しましょう。
来年の夏にまた来ようかな。
最後まで読んでいただきありがとうございます。