梅雨入りが発表される数日前、そぼ降る雨の中「フリーダム-プライベート野営地」で二度目のキャンプ。
雨が降っているとタープの外に出る気にならず、写真もあまり撮りませんでした。
そのため記事も短めですが、キャンプレポートをお届けします。
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断続的な雨

空は低く垂れ込めた雲に覆われ、フリーダムに続く山道も暗く寂しげ。
前回訪れたときにも思いましたが、この見事な杉林。
春は無理!

キャンプ場の小さくて目立たない看板の下には何やら陶器の置物が。
2体のコロボックルがお迎えしてくれていました。
キャンプサイト

テントは屋根の中央をガイロープで引いて両側よりも低くし、雨水が溜まらないようにします。

雨で濡れたキャバリアの「ライム」君。
濡れるのが嫌なのかいつもは外を駆け回るのに今日はタープの下でうずくまることが多く、時々トボトボと主のもとに移動するだけ。
気持ちはわかる。

いつものようにレジャーシートをタープ代わりにしました。
レジャーシートは畳むとかなりコンパクトになるので、分割式のポールと共に車に常備しています。
車中泊の際の必須アイテムです。
カーサイドタープはいろいろな種類がありますが、どれも結構なお値段。
レジャーシートなら1,200円くらいで済むのでコスパ最高です。





ランチ

Hさんがネットで仕入れた「十割そば」
前回も振る舞ってもらいましたが、これマジ美味い。


「アルデンテ」のそば。
そばの香り豊かで歯ごたえがあり美味しい。

これは牛乳ではなくそば湯。
濃厚でそのまま飲んでも美味しい。
これで焼酎を割ってもいけますよ。
今回の主要装備

今回はVICTORランタン、フュアーハンド式灯油ランタンが2つ。
これで周りを照らします。
バーナーはタフ丸。
そして缶保温カップ。
この時期この保温カップは非常に重要なアイテムとなります。
何しろ20分以上放置しても缶ビールが冷たいままなのですから。
雨は降り続く…

フライシートを伝って流れ落ちる雨粒。
見ていて気持ちがいい。
不思議と気持ちが和みます。

TENT-MARK DESIGNS サーカスTC



最近キャンプ部では“TENT-MARK DESIGNS サーカスTC”が人気。
二人が購入しました。
このテントは2016年6月に初代モデルが発売され、即日に完売したことで一気に話題となりました。
その人気から度々再発売されていますが、その都度完売!
非常に人気が高いテントです。
人気の理由は
①設営がスムース
付属の設営用ガードを使用すると本体固定用ペグを正確な位置に打つことができ、設営を非常にスムースに行うことができます。
②通気性遮熱性が高いTC素材
TC素材なので通気性、遮熱性が高くテント内環境を快適に保つことができます。
③傾斜による排水性が高い
テントの形状により傾斜が大きいので雨水を効果的に流すことができ、雨に弱いTC素材の弱点が補われています。
④広い室内
最大幅420×高さ280mmの室内空間があるので、出入りや着替えを立って行うことができるので室内での作業が楽。
ひとつ気になる点を挙げるとメッシュウォールがないこと。
蚊やその他の虫が多い季節ではインナーテントが必須となります。
前後にメッシュウォールがあるとシェルター泊が可能になり、靴を履いたままでの使用ができます。
これは地味ですがかなり快適性を左右するポイントであり、次の再販の際はメッシュウォールをつけてほしいところです。
ランタンのベストな組み合わせ


加圧式が一つ、フュアーハンド式が2つ。
この組み合わせが一番いいのではないかとワタシ的には思います。
トレックマスター

新しいバーナーの「トレックマスター」
寒冷時にドロップダウンによる燃焼不良が起きづらいスグレモノが新しく仲間になりました。
今はタフ丸に主役を譲っていますが、寒冷時は主役として活躍してくれると思います。
非常にコンパクトなので、車中泊ツアーのときはこれをレギュラーにしようかなとも考えています。
*タフ丸君の名誉のために付け加えますが、タフ丸もヒートパネルがしっかり機能するので寒冷時のドロップダウンが起きづらい良いバーナーです。
唯一の問題点は大きいこと。
雨の風景


雨に濡れた木々の姿も悪くはない。
タープ、地面、木々に当たる雨の音が響いているのに、森がシーンと静まり返っている感覚。



すべての生命活動がのんびりになって、時間も同じようにゆっくり流れる感じ。
しばしこの感覚に浸っていました。
他のメンバーは皆お昼寝タイム。
疑似ソロキャンプです。
ディナー

ディナーはそれぞれが好きなモノを作って食するスタイル。
私は今回もお裾分けで腹一杯になり、結局作らずじまい。
ちなみに私の予定は前回に引き続き「シーフードアヒージョ」でした。
また食えね〜(汗)
食材は二泊するメンバーに寄贈しました。
上の写真は“もつ”焼き。
焼いた“もつ”はしっかり熱を通してもゴムのような食感なので食べるのに疲れる…。
夜の帳がおりて…





雨は相変わらず断続的に降っています。
20時頃突然車が入ってきてソロスペースの前に停まり、一人杉林の奥に入っていきました。
それっきり戻ってこないので奥でソロキャンプ始めたようです。
我々がいなかったら真っ暗な中で完ソロするつもりなのでしょう。
筋金入りのキャンパーですね。
朝食


朝食はピザとポテたまサラダ。
ピサは半分に切り、それを折ってホットサンドメーカーに挟むだけ。
手軽で美味しい。
スープはコーンポタージュ。


あとはコーヒーで終わりです。
こんな感じで十分。

まとめ
「Freedom プライベート野営地」は利用料が1,000円+薪無料というコスパ抜群のフィールド。
今回それにつられて再訪しました。
ただやはり水回りの施設が整備されていないので快適度はどうしても低くなります。
インフラにお金かけていないから利用料が安くできるのですが、家族連れや女性混じりのグルキャンの場合は避けたほうが吉。
また周りの杉林が防風林となっているので風が強く吹かないというメリットはありますが、それはつまり暑い季節では過ごしづらいということ。
加えて標高も高いわけではないので夏キャンプには不向きです。
興味がある方は秋以降の利用がオススメですよ〜。
最後まで読んでいただきありがとうございます。