あなたは唯一無二の存在です

よもやま話

あなたは自分が唯一無二の存在であることを知っていますか?

唯一無二の意味は”唯一つで二つと無い、かけがえのない”ことですね。
「そりゃ俺という人間は世界中で一人しかいないから当たり前だよね」

確かにそうです。
しかし、このことをもっと深く見ていけば、自分が唯一無二の存在であることがもっとよく理解できます。

今日はこれについて少しお話させてください。

我々人類(ホモサピエンス)は約25万年前に現れたと言われています。
その時から今までに一体何人の人が生まれては死んでいったのでしょうか?
その総数はおそらく数百億人になるのではないかと思います。

そのすべての人は生まれてから亡くなるまで、その人だけの経験をしています。
一瞬たりとも同じ経験をした人はいません。
人の数だけのユニークな経験があるわけです。

生まれた場所、親、兄弟の数など宿命が違いますし、関わった人、考えたこと、物の見方、出来事に与えた意味など、すべての人がその人Onlyの経験をしています。
例えば同じ映画を見た二人の人の場合も、座る座席が違うのでやはり異なった経験となります。
自分の前に座っている人の背が高いのでスクリーンが見えにくかったり、前の人の髪についた白い何かが気になってそれをチラチラと見てしまったり、後ろの人の足が背もたれに当たることが気になったり…そもそも座る場所が違うことだけでもスクリーンの見え方が微妙に異なります。
また、同じ場所、同じ家族構成、通った学校等が同じであり、さらに遺伝子が全く同じである一卵性双生児でさえ、その経験は違ったものになります。
もちろんこれは人間だけに言えることではなく、生きとし生けるもの全てにあてはまります。
そしてそれぞれの生命の関わりの中で、お互いに経験を与えあう。
人と人、人と動物、動物と動物。これらの関わりの中で喜び、悲しみ、憎しみ、愛おしみ、驚き、怒り、あきらめ、嫉妬、同情などの感情を経験し、それをもとに何らかの行動を起こして唯一の経験を重ねていきます。
それ故全ての生きとし生けるものは尊いのであり、それぞれが唯一無二の存在なのです。

神がいるとすれば、生命を持つとどんな経験をするのかを知るために、この世に多様な生命を作り出したのではないかと思いたくなります。生命を終えた魂が神の前に行ったとき、「ほう、お前はこういう経験をしたのだな。善き哉、善き哉」とニヤニヤするのではないでしょうか。

コロナウィルスで世界中が大変な状況にあり、苦しんでいる人、悩んでいる人がたくさんいらっしゃると思います。そういう方々を含め「自分のこの悩みや苦しみでさえ他人には絶対に知ることのできない唯一無二の経験なんだ」ということを思い出し、このコロナ禍を強く生きるための一つの拠り所として頂ければいいなぁと思って書かせていただきました。

  

世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。
その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。
ひたすら進め。(ニーチェ)

Grandpa

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36年間キャンプに親しんできた管理人が、培ってきた経験やTipsを共有するためのブログです。

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